![見出し画像](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/134384933/rectangle_large_type_2_b2a83877e9f943946b09b0da37fa91ed.jpg?width=1200)
詩:アルマイトの床
嘘のような海の中に閃いた。無明、無銘
善良である中に閉ざされている
どんな音も無明に近しい。
タンザナイト、液体金属などを混ぜて水を呼ぶ
知に至るものはやはり少なく我々は酸化生物
口だけが喧しく鳴り響き実体も薄い群の避難
逃げろ、滲み出る 泥まみれにもなれず
本文はなく表題ばかり唸り上げて噛みつく
usに
嫌なものを叩き潰して満足
そんなはずはない
床は剥がれつつある
富は大勢が結した
ずっと続くあめかぜのように
遠く瞬間、わたあめの中に堆く積まれた
ちっぽけな愛とそれぞれの似姿
温かみの音など響くはずもなく
冷たさを、感じる耳など通っていない
放屁
立派な人間や海へ、その泡の一つとして
いいなと思ったら応援しよう!
![釘](https://assets.st-note.com/production/uploads/images/11064811/profile_55e74154dda2d90841f2aeb62040e6b7.jpeg?width=600&crop=1:1,smart)