人のために力を尽くしたこと

「心に穴が空く」の記事で友人が亡くなったことを書いた
その時は、喪失感のままでいたいと思ったが・・・

「人のために力を尽くした事、その気持ちよさというものは、人としての宝だ」という一文に出会い次の段階へ変化した

切ない、さみしい気持ちが溢れて涙が出てきた
友人は「いつも、人のために力を尽くしてる」そんな人だったから

私たちは頻繁に、やり取りしなかった
施術を受ければ言葉以上の物が受け取れるし、余分な情報はいらなかった
会えなかった期間に、どれだけ真剣に施術を通して自己に向き合ったのか、誤魔化しのきかない世界で会話をするのが心地よかった

真剣な施術とは、自分の全ての力を使って施術する
そんなイメージがある
自分の事は二の次で、その一瞬一瞬に勝負する
仕事を終えると立ち上がれないときがあるよね、なんって話したな

一切の感情も思考もゼロ化して、我を無くして施術する
そんな所が私たちの共通の志だったと思う

そんな友人を亡くして、私は悲しい、さみしい
やる気がでない
当然だよな・・・それでいい、盟友を亡くしたんだから