【エッセイ】レベルアップに必要な「非情スキル」とは。
最近傲慢になりつつあるのかもしれないが、自分が一流に近づきつつあると実感している。
まず格段に仕事がしやすくなった。
自分のやりたいことが通しやすくなった。
反対意見が極端に減った。
舐められなくなった。
なぜかはわからない。
ただ悩みも出てきた。
周囲の二流の人間、いやそれは言い過ぎだが、あくまで自分が一流だと仮定した上で、二流の人間のやることなすことが気になり始めた。
言動の意味がわからない、理解不明なことが増えた。
そして話し合いの場を設けようと思って話したところで、理解し合えないこともあるとわかった。
結局二流と一流はわかりあえないのかもしれない。
二流にイライラしないようにしたいのだが、それはどうやら無理みたいだ。
少しでも同じ空気を吸わないように、そして二流といることで巻き添えを食わないようにあらゆることを考え、行動すべきだ。
こんなことをいうと「サイコパス」「非情」「冷酷」「人手なし」なんて言われそうで、人前では口が裂けても言えないが、自分を守るため、そして自己成長のためには避けられないステージだ。「成功者」には「冷たさ」も必要なのである。
多くの人を導いていくためには時には厳しい選択もしなければならない。優しいだけでは生き残れない。本当に優しい人になるためには、厳しさ、も大切なのだ。
だからそんな「冷たさ」を持ちつつ、表面には出さないようにできるだけ気をつけ、早いところ能力を磨き上げ、とっとと違う次元に到達しよう。
もっと高みから景色を楽しみたいものだ。