【エッセイ】寝る意味が全くわからない。
本当に寝る意味がわからない。
確かに寝た後の頭のスッキリ感はもはや神聖でもある。
寝る前と寝る後で頭のクオリティが違いすぎる。不思議なもんだ。
だけど誰が寝ると決めたんだろうか。
昔は太陽が沈んだ後は電気がなかったものだから、寝ざるを得なかった。
そして朝日が昇ることに起き始めた。
それが我々の体に染み付いている、といったところか。
でも時代は変わったのだ。
もう24時間光を浴びていられる。
そして食生活や運動習慣も変化した。
睡眠も変化していいのではないか。
また人間の3大欲求として、
性欲、食欲、睡眠欲、が挙げられる。
食事はとらなくてもなんとかなる。
性欲もなんとかなる。
ならば睡眠欲もなんとかなるのではなかろうか。
睡眠はどうしようもならない、と決めつけるのは早計ではなかろうか。
それから思うに、睡眠は対してやりたいことがない人がとっているイメージがある。することないからいいか、であったり、もう疲れたからいいや、であったり、要は1日に満足したから睡眠に走るのであって、やりたいことがあって、眠りたくない人は眠る必要がないのではなかろうか。
それが眠らないといけない・・という強迫観念に駆られるのは間違っている。睡眠は本来退屈凌ぎ、暇つぶし、であるように思えるのだ。
しかしなぜこの世は夜が作られたのだろうか。
1日を作るためだと思う。
1日の切れ目が必要だ。
それが太陽だ。
だから1日の区別がわかっていればいいので、時計がある現代、寝る必要はない。
ただ生まれてからずっと夜しっかり寝る、という生活習慣が確立されてしまったため、少しずつ体を慣らしていく必要がある。体に「寝なくていいよ」と言い聞かせていくのだ。怪我した後のリハビリと同じだ。
人間の体はよくできている。
なんとでもなるものだ。
少しずつでいいから、睡眠時間を0に近づけていこう。
世の中面白いことだらけなのに、寝ているなんて勿体無い!!