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ミュージカル「モーツァルト!」(2021)【動画制作用プロット】
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●概要
「モーツァルト!」は作曲家ヴォルフガング・アマデウス・モーツァルトを描いたウィーン発のミュージカル。
作詞作曲はミヒャエル・クンツェ、シルヴェスター・リーヴァイのペア(エリザベートなど)
宝塚歌劇団の小池修一郎先生の演出だが、宝塚ではやっていない。
サリエリが出る「ロックオペラモーツァルト」は上演している。
「モーツァルト!」ではサリエリはモーツァルトを褒め称える歌で裏で「たいしたことない」とか言ってる。
●ストーリー
モーツァルトが貴族おかかえの作曲家に嫌気がさしウィーンを飛び出し、パリにでてふらつきながらも結婚、成功するも最期レクイエムを作って死んでしまう生涯をえがいている。
モーツァルトの反抗心、遊び好き、奔放なところを描きつつも子役による「アマデ」という才能を具現化した存在と常にいる。
才能にたよったり、縛られるのを嫌ったり、ずっと寄り添っているがこのアマデは一言もしゃべらない。
子役のあどけない動きだけど、恐ろしいなにかに見えるところもポイント。
カーテンコールで、ヴォルフガングのマイクをかりてご挨拶するところはめちゃくちゃかわいい。
●見どころ
新演出になって、グランドピアノを模した舞台がとてもすばらしい。
階段になったり、ステージになったり、天板が開いてスクリーンになったりと舞台美術としても美しい。
衣装は、中世でありつつも、革ジャンやジーンズを使ったりアレンジがされている
旧演出は割とストーリー性が強く上演時間も長かった。
新演出は割とあっさりとまとめあげ、心理的表現が多くなった気がする。
初見で理解するのにはちょっと向かないかもしれないが、印象的な構図は多い。
●キャスト
2014年を最期に初演キャストの井上芳雄は卒業。
2018年から新演出。
かなりイメージが変わった。
旧演出も新演出も経験しているのは山崎育三郎。
今回のヴォルフガングは、朝ドラ「エール」出演組
山崎育三郎さんはちゃらくて人慣れしている感じが強かった。
2018年に観た古川雄大さんは、ひょうひょうとしていて楽しいことは好きだけど気が多い今どきの青年っぽさが強かったけど今回はまたいろいろ経験積んで変わっていただろうと予想
父レオポルトの市村正親、コロレド大司教の山口祐一郎、セシリアの阿知波悟美は2002年の初演からずっと続投
過去のコンスタンツェは松たか子、西田ひかる、木村佳乃、
島袋寛子、平野綾、ソニン、木下晴香。
●投稿動画
●公演情報
<キャスト>
ヴォルフガング・モーツァルト
山崎育三郎/古川雄大(Wキャスト)
コンスタンツェ(モーツァルトの妻)
木下晴香
ナンネール(モーツァルトの姉)
和音美桜
ヴァルトシュテッテン男爵夫人
涼風真世/香寿たつき(Wキャスト)
コロレド大司教
山口祐一郎
レオポルト(モーツァルトの父)
市村正親
セシリア・ウェーバー(コンスタンツェの母)
阿知波悟美
エマヌエル・シカネーダー(劇場支配人)
遠山裕介
アントン・メスマー(医師)
松井 工
アルコ伯爵(コロレドの部下)
阿部 裕
安部誠司、奥山 寛、後藤晋彦、白石拓也、武内 耕、田中秀哉、
田村雄一、福永悠二 、港 幸樹、山名孝幸、脇 卓史、渡辺崇人
彩花まり、池谷祐子、樺島麻美、久信田敦子、原 広実、
松田未莉亜、水野貴以、柳本奈都子、吉田彩美
アマデ
設楽乃愛、鶴岡蘭楠、深町ようこ
脚本/歌詞 ミヒャエル・クンツェ
音楽/編曲 シルヴェスター・リーヴァイ
オリジナル・プロダクション
ウィーン劇場協会
演出/訳詞 小池修一郎(宝塚歌劇団)
2021年4月8日~5月6日 - 帝国劇場 4月28日(水)~5月6日(木)まで公演中止
2021年5月14日~5月17日 - 札幌文化芸術劇場hitaru
2021年5月25日~6月7日 - 梅田芸術劇場