私は人生最初のターニングポイントをほぼ直感で決めました*
私は転職経験者だが、履歴書を見せると必ず驚かれる。
私の履歴書には「高校まで埼玉、大学は京都、社会人初期は福岡」が書かれているから。
まず関東出身でなんで関西行ったの!?という質問は150%される。
まあ、私が面接官だったら絶対同じこと聞くけどね。笑
私は大学受験組だった。詳しく決めてなくても大学までは行こうと思っていたので高校も悩んだ末、受験サポートが手厚い高校を選んだ。(おかげで高校生活は勉強漬けだった・・・もっとアオハルしたかったなあ・・・笑)
でも別に元々頭が良かったわけではないので正直ちょっとした事件?もあったのだけど、なんとなく自分は関西のこの大学に行くだろうな、と変な直感みたいなのがあって、結果的に第一志望に合格して無事関西へ行った。
PROFILE*でも書いたけれど、私は地元から離れたくて知らない土地で暮らすこともその頃は全然迷わずひとり暮らしを選んだ(自分のことはさておき、それを許してくれた親には今考えると感謝しかない)
そこまでしてなぜ関西に行くのか?
多分普通の人だったらそこまでしないと思う。笑
だってほんとに見知らぬ土地に、一人、しかもひとり暮らし初なのだから。
今でも当時の自分はなかなか凄いなって自分でも思う。
でもあの頃の私はとにかく今いる自分の場所以外のたくさんの事を知りたいというただその一心だった。
だから大学行ったら海外にも留学したいし、第2外国語はフランス語にしよう、そしてまたフランスに行くんだとか、そんなことばっかり考えてた。
とにかく自分が育った土地や文化以外の事を知りたかったのだ。
両親も4年間だけでも違う文化で暮らすのは貴重な経験だから、と何ももめることなく送り出してくれた。
この親にしてこの子あり、の典型的なパターン。
でも再度言うが私がこれを実行できたのは親の理解とそれを実行できるだけのお金があったからで。
今考えるとほんとに自分は恵まれていたなあと思う。(まあ大学受験の時は、受験料をドブに捨てるような事はするなよとは散々言われてたけど)
そんな親の力添えもあって私は大学生活を京都で4年間がっつり満喫させて頂きました。
今振り返るとほんとに楽しかった記憶しかよみがえってこないんだけど、正直入学初日は新入生歓迎ムードの中大量に蒔かれるサークルのビラの嵐にめまいがして、オリエンテーション後速攻で家に帰ったのはよく覚えている。笑
好奇心は強いのに、小心者の人見知り。
こんな私がほんとよく知らない土地でひとり暮らししようと思ったな・・・!笑
でも多分この経験から始まるのが私の今の強みにもなっている適応力にも繋がるのかなと思うし、このときの自分の(なんだか何も分かってないくせに好奇心だけで大学入った)行動力は今でも自分で褒めてあげたい部分。
あと大学では他県からほんとにたくさんの人たちが来てて、色んな人に会えて卒業後はみんな地元に帰ったり就職で遠く行ってしまった人もいたけど、全国ネットで友達がいるのは強み。
今でも少しだけ「東京の大学に行ってたらどうだったのかな」とか通勤の電車とかで学生を見ると思うけど、
自分が電車で東京の大学に通ってる姿より、京都市内をチャリで走り回ってる自分の方がしっくりくるから、やっぱりあの時の自分の直感は間違ってなかったなって思ってる。
だから面接官に「なんだこいつは」みたいな目をされてもぶっちゃけ全然へっちゃらです。
それくらい、あの頃の自分の選択に自信が、今でもあるのです。