その時の常識が今も常識とは限らない。
平成元年の流行語大賞を皆さんは覚えていますか?
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今日テレビを見ていたら"平成元年にあった出来事"を特集していて思わず見てしまった。
何故なら平成元年は私の生まれ年だから。
元年ってなかなか特別感が強くて、小学校に入学しても、センター試験を受けても、成人式を迎えても、社会人になっても
事あるごとに毎回メディアでは"平成元年生まれが〜"と取り上げられてました。
先輩や上司に平成元年だと言うと、え、もうそんな最近の世代が入社したの???みたいな目で見られてきました。
そんな平成も令和元年が来たことで一気に追いやられた感が……
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それはさておき、そのテレビで
"平成元年の流行語大賞はセクシャルハラスメントでした!"
と言ってて、ん?となった。
最近はセクハラと略してしまうのが当たり前すぎて、むしろセクシャルハラスメントと聞く方がレア感。
なんなら今こうしてセクシャルハラスメント、も打っても一発で出てこない。
それほど"セクハラ"という言葉が定着したのだろう。
テレビでは他にも、
"平成元年には大手企業が初めて土曜日を休みにしました!"
と言ってて、へぇー!と思った。
私からしたら週休2日はもはや当たり前。なんなら週休3日あってもいいんだよ?レベル。
でもこういうとよく母に
『私たちの頃は日曜日しか休みがなかったんだから!』とよく言われる。
うん、それはすごい、それで仕事やりつつ、家事もこなしてた母はすごいし、偉いし、尊敬する。
でもきっともう時代は違う方向に完全に動き始めてる。
このテレビの特集を見てて思ったのは、
セクハラと言う言葉も
週休2日も
全面禁煙も
消費税も
もはや今ではほぼ当たり前。
全ての企業や社会で昔の規律がゼロになるわけではないけど、例えば今私がタイムマシーンで30年前に行くとする。
そこで30年前の人に会って『30年後はね、土曜も日曜も休みだし、セクハラ、パワハラ、モラハラはNGだし、消費税は今は3%だけど気付いたら10%になるし、新幹線の車内では基本タバコ吸えないんだよ?』って言ってもきっと信じてもらえないだろう。
これがこの30年間で変わってきたこと。
その頃はそんな簡単に変わっていかないよ、と思っていても時が経てばいつの間にか常識が変わる。
そうなると、
今話題の副業とか
リモートワークとか
そういったことも20〜30年後には結構当たり前になってるかもしれない。
そう思ったらうかうかしてられない。
今この日、この瞬間にも時は動いている。
もしかしたらだけど、
30年後の私の娘が、今私の目の前に現れて
『あのね、30年後お母さんは副業にしようとしてた仕事を主要な仕事にシフトして、私を育てながらリモートワークで楽しく自由に働いてるのよ。みんなそんな感じで働いてるのよ。それが普通なの』
って言ってくるかもしれない。
ちょっとまだ想像つかないけど。
でもそうなると良いなぁ。
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