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常夏の沖縄でも風邪が流行っています
年が明けていつもの日常へと戻りつつある沖縄。
1月という真冬でも平均気温は20℃前後と温かい環境です。
そんな常夏の沖縄といえども、風邪気味のお客様が特に多かった年末年始でした。
1.風邪のひき始めにおすすめの漢方薬・葛根湯
乾燥しがちな冬の寒い日は、風邪をひきやすい季節。
そんな時期に、次の症状に当てはまる人は注意が必要です。
・のどが痛い
・だるい
・鼻水、鼻づまり
・悪寒を感じる
以上の症状は、風邪の初期段階にあたります。
そんな風邪のひき始めに有効なのは、葛根湯です。
葛根湯は、服用するタイミングがとっても大事!
あくまでも風邪のひき始めにしか効果は期待できません。
「これくらいならまだ大丈夫」と無理せず、自分の体調と相談して下さい^^
2.葛根湯の特徴や効果・効能
【効果・効能】発汗・解熱・鎮痛作用など。
身体を温め、発汗作用で解熱をサポートしてくれます。
そのため、汗っかきな人・高血圧な人・体力虚弱な人・高齢者は不向きです。
『身体を温める』メカニズムを持つ葛根湯は、風邪の初期症状以外でも応用が効きます。
例えば、肩こり・頭痛・筋肉痛・鼻炎などの症状にも役立ちますよ。
薬の副作用で心配な『眠くなる成分』を含まないので、車の運転や仕事を休めない忙しい人にはおすすめです。
「寒気がする」「のどが痛い」「肩や首がこわばる」「風邪かも?」と思ったらすぐに服用できるよう常備薬のひとつにするのもアリです。
3.葛根湯の剤型について
葛根湯には、約4種類の剤型があります。
・シロップ
・錠剤
・顆粒
・細粒
のどが痛くて、錠剤などの固形物が飲みづらい場合はシロップ・顆粒・細粒などがおすすめです。
ただし、漢方薬である葛根湯は味やにおいが独特なため、飲みにくい人はにおいをコーティングした錠剤タイプがおすすめ。
葛根湯は、漢方薬のなかでもメジャーな存在。たくさんの種類が店頭に並んでいます。
「どれが自分に合うのか?」と迷ったときは、薬剤師さんや登録販売者のスタッフさんに相談してみて下さい^^
これから新年会を控えている社会人、学生のみなさん。
正月休み明けで疲れた身体は要注意です><
お体ご自愛下さい^^