見出し画像

大切なのは女性同士の相互理解

下書き保存していた未投稿記事を見返すと、数年前から何度か触れているこのテーマ。どうやら私はこの件について長期に渡ってモヤモヤしている。気持ちがうまく言語化できず、特に行動もしていないけれど、記事は公開してみようと思う▼

女性のキャリアをサポートする取り組み自体はとても良いことだと思っているが、それはつまるところ、男女という性の差を意識する必要のない環境が理想なわけで、不必要に「女性」というキーワードを散りばめる必要はない。

社会的なレベルで、あるいは企業単位でも、待遇や労働条件、あるいはキャリア形成をする上でオプションの幅に男女差があるならば、それを改善する上で、女性が声をあげる(あるいは、あげやすくする環境作り)をしたり、マインドセットを変えていく上では「女性を支援する」取り組みを積極的に実施する事は、必要な側面があることは理解できる。

とはいっても、本質的な部分で、その考えに賛同していなければ、表面的なことだけで終わってしまう。この数年、女性を支援する側、されている側の双方が、どこまで実現させたいと思っているのか、よくわからないモヤモヤ感。

一体何が問題で、何を成し遂げたいのかが、ぼやけている。「女性」と十把一絡げにして、代わり映えのない取り組みを何年もやっているけれど、結果どうなっているのかがさっぱりわからない。ビジネスで常に求められる効果測定を、この件に関しても共有してほしいと思う。

こういうことを書くと、同じ女性から敬遠されるかもしれない。会社でも波風立ちそうだから静観しているけれど、どこかで言いたくて、ここに書き残してみる。

だって、私が勤めている会社は、女性比率がそれなりの外資系企業。明らかに主張強めの女性社員がそれなりにいるのだから、本来必要なのは男性からの支援だけでなく、女性同士の相互理解なのかもしれない。

この記事が気に入ったらサポートをしてみませんか?