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ステップファミリー構築中の40代ママ。パートナーシップ、仕事、子育て、いろいろ。

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最近の記事

実子と養子の学校行事

先に約束をしてしまった妻の連れ子の運動会、後から知らされた同日にある実子の学校行事。これは大変だ。どうする夫! 困った夫は私に「運動会への参加はどのくらい重要?」と聞いてきた (不器用)。彼の不器用さには母性を感じてしまうことが殆どだが、この時ばかりは少しがっかりした。だって、それは質問ではなく「自分の子供の学校行事に行きたい、運動会には行けない」という意思表示。その意思決定の責任を、私になすりつけているように思えて、どこか腑に落ちなかった。 私は「こっちは大丈夫だから、

    • 元配偶者との関係性

      離婚をした後の元夫婦というのは、何とも言えない関係性。子供がいる・いないで、その後の付き合い方が変わる気がするが、いずれにせよ一度家族となった人との関係を絶つというのは、とてもエネルギーを使うこと。婚姻届という一枚の薄っぺらい紙がとんでもなく重たいものだった事に、皮肉にも離婚をする過程と、その後の後始末(苦笑)を通して実感した(している)。 断ち切りたい関係 正直、私は元夫との連絡も含めて、彼と関わることの全てを断ち切りたいと思っている。しかし、子供が二人。私が親権者であ

      • 帰化申請をした話

        帰化申請をすると決めてから約2ヶ月、行政書士の先生付き添いのもと、法務局へ行ってきた。法務局の国籍課へ行くと、そこには病院のようにカーテンで仕切られた相談ブースが複数あり、相談員が忙しく対応をしている。 待合スペースには順番待ちをしている親子と、赤ちゃんをあやしながら家族を待つおじいちゃんの姿があった。それぞれ事情を抱えてここにいるわけだが、相談員からすれば毎日次々とやってくる外国人の書類を精査する、単なる作業なのだろう。 すぐに私の番が来て、狭いブースに案内された(個人

        • 日常に愛を

          夜景がキレイなレストランで食事をして、婚約指輪を手にひざまづく彼にプロポーズをされ、結婚式で永遠の愛を誓い合う。女の子の憧れだ。 プロポーズや結婚式という節目は、けじめであり、決意の表れであり、重要な意味を持つ。家族や友人、周囲への示しをつける意味でも大切な役割を果たしている面もある。 けれど、何より大切なのは日々生活をする中で育くまれる想いやりや愛情。家族になるということ、ずっと一緒にいるということを、本当の意味で実践できることが一番大切なんだと、今実感している。 日

          Project H、始動

          賃貸マンションに暮らすこと二年が経過。二年前、私は離婚をして、住んでいたマンションを売却することになり、元夫と約束した退去日が迫る中で両親と子供たち、そしてペット(犬と鳥)との引っ越しに頭を抱えていた。 みんなが一緒に住めるスペースを確保するには、最低3LDKほしい。更にわがままを言えるなら、①ペット可能、②学区域内、という条件も追加したい。離婚後の住まいについて、あまり考えずに離婚まで突っ走ったから、準備が不十分だった。最終的に、目と鼻の先にあるペット可の賃貸マンションに

          Project H、始動

          事実婚と法律婚の狭間で

          私は現在ステップファミリーを構築中。パートナーにも離婚歴があり、法律婚に対する抵抗感がかなりある。少々意固地になっている気もするけれど、とにかく婚姻届の提出には否定的。 お付き合いをして間もない頃、2回目のデートで「このまま一緒になれたら、事実婚でも良い?」と聞かれた。その時の私はまだ結婚(法律婚)も事実婚も考えていなかったから驚いた。ずっと一緒に居たいと思っていたけれど、その形についてまで考えが及んでいなかった。ただただ、ずっと一緒に年を重ねていきたい、そんな風に思ってい

          事実婚と法律婚の狭間で

          38歳、離婚

          離婚という言葉が夫婦の間で出るようになったのは2020年頃。それを最初に口にしたのは夫のほうだった。記憶はやや曖昧だが、第二子が生まれ、2歳になった頃だったかと思う。 (元)夫は仕事、育児に追われる私を応援したい気持ちと、もっと自分の仕事に集中したい気持ちの狭間で常に葛藤していた。 そんな折、コロナ禍で家で過ごす時間も増えた夫は、食事の用意や簡単な家事は積極的に手伝った(自分のペースでできるやつ)。子供たちの送迎、学校や習い事の対応等、育児は相変わらず私が中心に対応し、実

          38歳、離婚

          料理や掃除は私がやりたい

          仕事、育児を夫婦でうまく回せるのは理想的かもしれない。けれど、私はパートナーに料理や掃除ができることは求めていない。私が求めるのは、私のペースで、私の好きなように頑張らせてくれる人。 私は目の前にいる家族に尽くすことが決して嫌いではない。仕事では、ただの一社員にしか過ぎないけれど、家に帰れば家族が私にスポットライトを当ててくれる。 人は皆、活躍の場があると嬉しいもの。たまたま私のパートナーは職場に、私は家庭に活躍できる居場所がある。この役割分担が私には心地良いのだ。 見

          料理や掃除は私がやりたい

          中学受験やーめた

          タイトルの通り、新小5の春季講習を終えたと同時に中学受験をやめた長女。本人がもう無理だと言うから仕方ない。友達の影響を受けやすい娘が、たとえ友達がみんな受験をするとしても、自分は絶対に辞めたいんだと言うのだから、それなりに本気の訴えだろう。 とにかく気持ちがのらない、好きじゃない、ダンスやバレエがしたい。高校受験を頑張るから今は好きなことがしたい。嫌なもんは嫌だと泣きながら訴えてきた日もあった。 親としては、中学受験することのメリット、辞めることのリスク、色々説明をしてみ

          中学受験やーめた

          帰化申請を決めるまで

          これまで帰化申請を真剣に考えたことは一度もなかったけれど、先日、事実婚が住民票の上で不成立になったことをきっかけに、考え直した。 幼少期から外国人としてそれなりに葛藤してきた。見た目は日本人。日本語も不自由なし(むしろ母国語)。だけど、聞き慣れない外国の名前をみんな不思議がった。先生やクラスメイトが読めない、覚えられない、そんな自分の名前が大人になるまで大っ嫌いだった。先生やクラスメイトがリセットされる新学期が苦痛でたまらなかった。 だけど、少しずつ交友関係が広くなり、私

          帰化申請を決めるまで

          国際カップル | 事実婚と住民票

          私は外国籍、パートナーは日本国籍。そんな私たちは、法律婚ではなく、事実婚を選択した。その経緯は別の機会に書くことにして、今回は住民票のお話。 パートナーとの事実婚をもう少しオフィシャルなものにすべく、住民票の上で夫(未届)・妻(未届)と記載をしてもらおうと、付き合い始めの頃から決めていた。 住民票の上で夫婦として認められることに、さほどの意味合いは持たないと思っていたけれど、いざその時が来ると、なんだかワクワクした。書類上でのオフィシャル感がなぜだか嬉しい。これはいわば法

          国際カップル | 事実婚と住民票

          大切なのは女性同士の相互理解

          下書き保存していた未投稿記事を見返すと、数年前から何度か触れているこのテーマ。どうやら私はこの件について長期に渡ってモヤモヤしている。気持ちがうまく言語化できず、特に行動もしていないけれど、記事は公開してみようと思う▼ 女性のキャリアをサポートする取り組み自体はとても良いことだと思っているが、それはつまるところ、男女という性の差を意識する必要のない環境が理想なわけで、不必要に「女性」というキーワードを散りばめる必要はない。 社会的なレベルで、あるいは企業単位でも、待遇や労

          大切なのは女性同士の相互理解

          その話、家に持ち帰ろう

          2024年になって、読み返してみた下書き保存していた内容。状況は少し改善したように思うけれど、3年以上たった今、さほど変わらぬ心境でした▼ 何かと女性推しな今日この頃。女性リーダー・女性管理職者の増加をゴールとして掲げる企業もあることだろう。私もそんな企業の一社員である。 もちろん、女性が活躍するのは良いこと。企業が女性のキャリア支援をすることは意義があることだと思っている。しかしながら、社会的に女性は圧倒的に弱い立場であることを前提とした謎の女性雇用・昇進を支援する施策

          その話、家に持ち帰ろう

          綱渡り状態な結婚生活

          2021年8月に書いたまま未公開だった内容をそのまま投稿▼ 2021年8月14日 結婚生活10年。山あり谷あり、そして綱渡り状態な現在。二人の子を抱えつつ、この半年は特に離婚や別居と言った言葉が夫婦間の会話で出るようになった。 原因は、様々ある上に、双方の見解にもズレがあると思われるが、大雑把に言えば、いわゆる「性格の不一致」というやつだと思う。 どこで歯車が狂ってしまったのか。 もしかすると、初めから合わないところがあるにも関わらず、現実と向き合わなかったのかもし

          綱渡り状態な結婚生活

          家庭菜園はじめました

          子供たちにお願いされて、家庭菜園に挑戦。今週末には絶対やると約束してしまったので、事前リサーチができていないにも関わらず、とりあえず色々調達しに行きました。自転車で二往復してプランター、苗、土等を調達した私。我ながらたくましい。 用意したもの 今回はトマト、ピーマン、きゅうりに挑戦。 直径と深さ30cmのプランター2個(各930円、計1860円) 幅60cmの長方形プランター1個(1270円) 培養土 14L x 3袋(各398円、計1214円) ピーマン、トマト

          家庭菜園はじめました

          娘のしつけは母親の責任

          まえがき 2年越しの初投稿を経て、いきなり間が空いてしまったけれど、2021年8月22日に保存した下書きをそのまま載せてみる。誰かの参考になるかわからないけれど、この時から1年半後に私は離婚をするに至った。 当時は子供と添い寝をしながら、夜な夜なスマホでモヤモヤする気持ちをnoteに書いては、投稿せずに下書き保存していたので、離婚危機を迎えていた頃の記録が残っている。 2021年8月22日 どうやら今日の彼にとって私は「目障りな存在」なんだそう。いや、彼にとって今日の

          娘のしつけは母親の責任