見出し画像

にっぽんSAKE紀行 #295 秋田 飛良泉 雪の茅舎 酔楽天 永楽食堂

またまた秋田に来ました。今回は前回お休みだった飛良泉本舗と秋田酒造(見学)、新たに雪の茅舎の齋彌酒造店、そしてもはや定番となった秋田駅前の永楽食堂に伺いました。

羽田から早朝便で秋田空港入りして、バスで秋田駅に。。
秋田駅ではおっきな秋田犬がお出迎え。。かわゆい。。


秋田犬

列車を待つ間に、きのこそばで腹ごしらえ。


きのこそば

秋田始発の特急いなほ新潟行きに乗ります。いつかこれで新潟に行きたいですが、今日の目的地は仁賀保。


特急いなほ


仁賀保駅

先日は土曜日で外観だけだった飛良泉本舗(#281)さんに伺います。


飛良泉本舗外観


飛良泉のラインナップ

売り場でお店の方とお酒の品定めをしているうちに、せっかく遠くから来たのだから、蔵を見てみますかとのお声がけ。もちろん、よろこんで!


蔵の入り口

この蔵は、TDKの創業者の齋藤家の蔵を移築したものだそうです。蔵の中には驚くべき日本酒の古酒が山のように。。


昭和49年と62年の古酒


謎の6BYの古酒、王冠です。。。

蔵の外には、グローバル展開を目指す、鳥シリーズのお酒。。読めない。。


HITEN

古い歴史に新しいチャレンジの飛良泉本舗さんでした。
仁賀保からバスで由利本荘に移動します。バス停から15分ほど歩いて、雪の茅舎を醸す齋彌酒造店に到着。酒蔵訪問295軒目。ネットや書籍の写真で何度も見ていますが、趣のある店構えですね。


齋彌酒造店

コロナの影響で酒蔵見学は休止中。。。(残念)。一方、道を挟んだ反対側に、売店とカフェがあります。
雪の茅舎の大吟醸クリーム甘酒でほっとひと息。。


メニュー

お店に並ぶ日本酒の中から、山田穂で醸した一本をチョイス。


店内

都合4合瓶2本を背負って、羽後本荘駅に向かいます。それにしても、道が広くて立派な町ですね。。

羽後本荘で列車を待っていると突然の土砂降り。気温もグングン下がって、冷えて来ました。秋田に向かう列車に沿線の高校生が乗ってきます。。おお、女子高生はマフラーをしている。。やはり東京より大分寒いですね。。


羽後本荘駅


羽越本線普通秋田行き 左に見えるのは由利高原鉄道鳥海山麓線

無事、秋田に戻って、荷物を置いてホテルにチェックイン。前回泊まって気に入ったホテルなので、気楽です。

ホテルで休むことしばし、日が暮れた頃に、夜の街へ出発です。秋田に来たら、行くお店はもちろん永楽食堂!!(祝 食べログ居酒屋ベスト100)


永楽食堂外観

いつ来ても、ここは天国ですね~。


新政 No6 ダイレクトパス


山本 純米大吟醸 木桶仕込み アイスブルー 美郷錦


天の戸 生酛 純米大吟醸 夏田冬蔵 美山錦


大納川 純米大吟醸 天花 ささにごり めんこいな


花邑、福禄寿、春霞を選んで、飲み比べ


花邑といわしコロッケとおねえさん

おかみさんと話をしたら、永楽食堂は来年の5月までと聞いてびっくり!でも、近くに移転するのだそう。。ほっ。。次に伺う時は新しいお店かもしれません。。

すっかり良い気分になってホテルに戻り、そのままベッドイン(一人で。。)!!
翌朝は早起きをして温泉にしばし浸かり、美味しい朝ごはんを食べたら、もう準備完了!!
温泉の威力なり。


ホテルの朝ごはん

二日目の午前中に予約していた、秋田晴や酔楽天を醸す秋田酒造の見学です。実は9月の秋田酒フェスティバルで社長さんに、前回伺ったらお休みでしたと挨拶した縁で、ご案内いただけることになりました。(#280)

社長自ら、洗米、蒸米と酒造りのプロセスに沿って案内いただきます。麹室の説明では、全てのお酒の米麹を麹蓋で作っているとのこと。。これはすごい。


釜場で天井を見上げる


麹蓋


蔵の中に内蔵が。。酒母室

見学の後にお座敷に上げていただき、何種類かお酒の試飲をいただきました。。うーんどれも美味い。
ご主人は生まれも育ちも東京、7年前に蔵を継ぐために秋田に来られたそうです。
東京のサラリーマン生活より、お酒造りの方が断然楽しいとのこと、頼もしいですね!!


試飲でいただいたシュークリーム。。。


立派なお座敷とその先のお庭

試飲で気に入った、酔楽天 純米大吟醸 百田晴を購入して蔵を辞しました。
ご親切にありがとうございました。


酔楽天 純米大吟醸 百田晴

この日の午後も知り合いのお宅で酒浸りになり、日本酒王国秋田を満喫できる旅になりました。


ここでも新政 No6 Direct Path

いやー、いつ来ても良い(酔)ですね。。。秋田。。

いいなと思ったら応援しよう!