にっぽんSAKE紀行 #337 秋田 一白水成・福禄寿 #178 山本・白瀑(再訪) note45
またまた秋田にやってきました。秋田地方を襲った大雨の影響で、事前に見学を受けていただいていた酒蔵(刈穂)さんには伺えませんでしたが、前泊して2軒の酒蔵を訪問できました。
初日の朝のフライトで秋田空港に到着。そこから秋田駅にバスで移動します。
秋田駅に着いて、すっかり仲良しになった、巨大な秋田犬のぬいぐるみに挨拶。。秋田に来たなあと実感する瞬間です。
午前中の用事を済ませて、駅ビルの中にある、立ち飲み「あきたくらす」さんに突入。。毎回、同じパターン。。。
飲み比べの後は、近くのホテルにチェックインして一休みしてから、最近移転した「永楽食堂」さんに伺います。先日の大雨でどうなることかと思いましたが、知人が逐一チェックしてくれていて、無事とのこと。よかったです。
真新しい木の内装と大きなガラス窓、一回り広くなった店内。。いいですね!
女将さんへの挨拶もそこそこに、新しい永楽食堂での口開けは、いつもの通り新政の飲み比べ。今年のNo.6は少し酸味が強い感じ。酸味を際立たせるのが最近のはやりですね。
岩牡蠣には刈穂のRock Oyster Loversを合わせます。岩牡蠣は象潟(きさかた)の産。オール秋田で美味し!!刈穂は今回お邪魔しようと計画していたのですが、奥羽本線が不通のため断念しました。またの機会にチャレンジです。
大雨で被災された秋田市内の秋田醸造さんを応援して、ゆきの美人 純米吟醸 活性にごり。
こりゃめちゃうまい。。
ゆきの美人を飲み続けても良かったのですが、やっぱり色々と飲みたい。。結局、新政、刈穂も各種飲みまくって、大満足の夜となりました。
翌朝、知人の自動車に乗せてもらい、五城目町で福禄寿や一白水成を醸す福禄寿酒造さんに伺います。五城目町も大雨のせいで、広い範囲で断水したので、福禄寿酒造さんでは蔵の前で仕込み水を提供していました。
こちらの蔵は文化庁の登録有形文化財で、普段なら蔵見学ができるのですが、さすがに非常時なので見学は諦めて、併設されているカフェHIKOBEにお邪魔しました。
こちらでは、当蔵のもう一つのブランド「十五代彦兵衛」2種類とカフェ限定の「一白水成」の飲み比べです。
うーん、スッキリ系の味で落ち着きますね。おしゃれな空間でのんびりいただく、日本酒。ちょっと苦い蕗味噌があてにぴったりです。これで日本酒蔵探訪337軒目を達成!
洪水の泥跡も痛々しい五城目を後に、車は北上して八峰(はっぽう)町八森へと向かいます。八森は秋田音頭の冒頭で、「秋田名物 八森ハタハタ 男鹿で男鹿ブリコ♪」と歌われた土地柄。以前来た時も、秋田音頭を脳内再生しながら歩きました。
八森にある山本合名さんには、2019年6月以来(178軒目)の二度目の訪問です。そのときは、大館・能代空港から列車を乗り継いてきましたが、今回は軟弱にも自動車での訪問となりました。
こちらも福禄寿酒造さん同様、最近新しくカフェ (Labo and Cafe Yamamoto) が出来て、機会があればと思っていたのですが、思いの外早く伺うことができました。
秋田杉をふんだんに使った、素敵な空間です!
こちらのカフェはノンアルコールドリンクやスイーツが充実していますが、もちろん日本酒もいただけます!
この日はセクスィー山本 一穂積をトライ!
ショップではお酒の量り売りなどもありますが、酒瓶での販売はなく、種類も限られているので、お買い物は諦めて、これにて二度目の山本さん探訪を完了です。
お酒は、能代市内にある天洋酒店さんでゲットしました。店内は撮影できないので品揃えをご紹介できないのが残念ですが、山本を筆頭に秋田の銘酒がずらり。。品定めをしている間も、お客さんが入れ替わり立ち替わりで、ひきもきらず。。さすが、日本酒王国、秋田ですね。
楽しい秋田旅行もいよいよ終盤。お土産の品さだめです。教えていただいたのは、やはり能代市内の「お菓子のセキト」さん。こちらのあんころ餅「志んこ餅」が美味いとのおすすめで、それならと2-3人前をゲット。(実は家に帰って、ほとんど一人で食べてしまいました。。。また買いたい。。)
秋田旅行、最後の締めはまたまた秋田駅の「あきたくらす」さんで、山本のインディゴブルー。
日本酒で始まり、日本酒で終わる(途中にあんこ)という、いつもの秋田旅行。
皆さんも、秋田にお出がげけれ。