にっぽんSAKE紀行 #285 明石 空の鶴、立ち呑みたなか
東京から日帰りで訪れる全国の酒蔵。今回は明石に向かいました。
早朝の羽田→神戸便で明石大橋を眼下に眺めながら、神戸空港に到着。
アセアセとポートライナー、JR新快速と乗り継いで、サクッと明石に到着。駅のホームから明石城跡が見えるのですね。これは福山とおんなじ感じ。新快速を見送って、バスに乗ろうとしたら、なんと目の前を出ていってしまいました。。ちょっと駅なかでのんびりしすぎたか。。駅前のミスドに入って30分待ち。
大好きなチョコファッションとアイスティーで朝のひととき。。。バイトでドーナツ作りをしていたので、これの作り方はわかるのです。。素朴な味わいが良いですよね。
待っていたバスがやってきました。明石駅発土山駅行き。
バスに揺られること約30分。ずっと都会を走りますが、西明石駅をすぎてしばらくすると田んぼが見えてきますね。金ヶ崎停留所で下車。道端に古い道しるべがありました。残念ながら石が削れていて、よく見えませんが、昔からの土地柄のようですね。
今回目的の西海(にしうみ)酒造さんにやってきました。ご家族だけで日本酒「空の鶴」を醸しているそうです。この日はみなさん、近くの田んぼに農作業に出かけられているとのこと。ほぼ全量が自家栽培の山田錦だそうです。特別純米を購入したら、「ちょっと待っててください、ラベルを貼ってきます」。。出来立てほやほやのお酒をいただきました。空の鶴は飲んだことがないので、楽しみです!
バスに乗って、明石駅に戻ります。次の目的は名物の明石焼き(玉子焼き)をいただきます。一軒一軒味が違うそうですね。今回は魚の棚商店街にあるよこ井さん。ガイドブックやYouTubeで予習してきたので、慌てることなくあつあつを美味しくいただきました。これは小腹の空いた時にいいですね~。
次に向かったのは経緯135度線上にそびえる、明石天文科学館。イギリスのグリニッジ以来、キリの良い軽度線をまたぎます。。千葉の谷津バラ園あたりが東経140度なので、そのあたりの人は毎日跨いでいるでしょうね。
天文館の展望台からは神戸方面から明石大橋、淡路島、姫路方面と雄大な景色を眺められますが、ガラス越しであまり上手く撮れなかったので写真はカット(偏光フィルターでガラスの反射を除いて結構良くはなったのですが、完全じゃないので。。)
こちらのプラネタリウムは日本最古参の投影機だそうで、めちゃくちゃ久しぶりにプラネタリウムでの夜空を楽しみました(一瞬寝てた。。)。星を使った航海術も実際に星の動きを見ながら説明を受けるとわかりやすいですね(とはいっても、あまりよくわかっていない。。)
天文科学館を後にしてちょっと休憩を挟んで、海辺に出て見ました。
おー、明石大橋が雄大ですね~。この海岸線には高層マンションがずらりと並んでいて、毎日この景色を眺められるのは羨ましいなあと思いました。(潮風でメンテが大変だろうなとも思ったりして。。。)
さて、いよいよこの日のメインイベントのもう一つ。魚の棚にある「立ち呑みたなか」さんに向かいます。
酒屋さんで17時開店を確認して、時間までぶらぶらして戻ったら、なんとお店の前に行列が!!慌てて最後尾につきました(10人目くらい)。開店と同時に入れてラッキー。
せっかく明石にきたので、お酒は「来楽」と「明石鯛」。つまみは、タコの旨煮、鳥もつのピリ辛煮、小茄子と丸茄子の麻婆。うーん、ここは天国か??
いやー明石、楽しかったですね。。。
この後三宮に移動、お酒を呑みながらフライトを待って、帰路につきました。
お土産は明石の蒲鉾とモナカ。。
また来ます!!明石!