にっぽんSAKE紀行 #303-305 岡山 赤磐(桃の里、酒一筋、櫻室町)
雄町のふるさと、赤磐に出かけました。
岡山空港から、バスを岡山駅で乗り継いで、まずは桃の里を醸す、その名も赤磐酒造さん。「ようこそ」の看板が有難いですね。
早速、店内に入って、お酒を物色。
「えーっと、雄町で醸したお酒はありますか?」「うちでは雄町は使ってないんですよ。。」
最初から驚きの展開。。まあ、蔵ごとにお考えがあるでしょうから、と気を取り直して、朝日米で醸したお酒「桃の里 純米吟醸 凛と咲け花」をゲット。
近くのバス停から赤磐の地を流れる砂川沿いにバスで遡上して、利守酒造さんに到着。近くのドライブインでは、桃太郎御一行様がお出迎え。。。
利守酒造さんは酒一筋の蔵元。こちらでは、しっかり赤磐雄町で醸した地元限定酒「酒一筋 純米吟醸 赤磐雄町 限定品」のゲットに成功です。
帰りのバスまではなんと3時間待ち。近くのドライブインは休業中。次の目的地まで歩くと1時間半。。
ここはタクシーだなと、電話をしてもらったら、1時間以上車がないとのこと。仕方なく、とぼとぼと来た道を歩きます。。。
しばらく歩いていると、うーんトイレ。。。。まだ大丈夫。。うーん、しんどい。。
そこに現れた7&11 !!! 開いててよかった。。。地方の道沿いのコンビニはまさにオアシスですね。。もちろんお礼代わりにちょっと買い物をして、スッキリ再スタート。
スッキリしたら、ウンも向いてきたのか、なんとタクシーの営業所を発見!車庫を覗くと運転手さんと目が合いました。。「室町酒造までお願いできますか」「はい、いいですよ」。。ラッキー。40分ほどの徒歩で済ますことができました。
赤磐での三軒目は櫻室町を醸す、室町酒造さん。
入り口すぐの事務所兼売店で、何を買おうかなと迷いながら蔵の方と雑談。
「この「もろみ湧く」が良さそうだけど、飛行機の中は大丈夫かな。。」
「今日、お帰りですか?」「はい、東京から日帰りで。。」
蔵の皆さん総出で、機内で噴き出しても良いように、プチプチとビニールでぐるぐる巻きにしていただきました。
「せっかくですから、ちょうど精米しているので、ご覧になりますか』とのお申し出に、もちろん喜んで精米所に。。
こちら、室町酒造さんでは、全量赤磐雄町を自社精米して醸しているそう。。
精米機で精米中のお米も見せてもらって、大満足。室町酒造の皆さん、どうもありがとうございました。
赤磐の日本酒蔵、三軒三様の佇まいとお酒作り、面白いですね。。。
と言うことで、岡山駅前に戻って、お昼がわりは、観音山フルーツパーラーOKAYAMAで、岡山の栗を使ったモンブランパフェ!!銀座にお店ができてから、ずっと行きたくて行けなかった観音山フルーツパーラー、まさか岡山で食べられるとはラッキーです。
時間が余ったので、しばらく市内を探検してから、「あぶり酒家○△□」さんに潜入。もちろん、日本酒の揃っているお店です。
岡山のお酒「大正鶴 純米吟醸 RISING 朝日x雄町」をいただきながら、赤磐の旅を締めました。
土地勘のないところへ、ほとんどGoogle Map一つに頼った旅でしたが、なかなかうまく回れたかなと思います。
酒を求めて旅は続く。。。
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