にっぽんSAKE紀行 #122, 123 福井 黒龍ESHIKOTOと常山
東京から日帰りで日本酒の蔵をめぐっています。今回は以前訪問した福井県の黒龍と常山を再訪いたしました。(前回訪問時は休日だったため、どちらも外観のみでした)
東京から小松へ向かう飛行機が機材到着の遅れでいきなり30分遅れになって、結構ぎっしりに組んだスケジュールが最初からグダグタです(汗)。
小松空港から福井に向かうバスは飛行機の到着と連絡をしているので問題なく乗車できましたが、30分遅れだとその後のレストランの予約時間にギリギリ。やきもきしながら地図を見ると、ひょっとすると途中のインターチェンジのバス停で降りて、えちぜん鉄道に乗り換えてしまえば遅れを取り返せるのではないかと気が付きました。ありがとうGoogle マップ!
インターチェンジのバス停で飛び降りて、てくてくと駅に向かいます。
なんと当初予定の電車に乗ることに成功。一気に30分の遅れを取り戻しました。
無人の轟(どめき)駅で下車。
そこから川面の風が心地よい九頭龍川を渡って、炎天下を30分ほど歩きます。
黒龍酒造の新しい施設ESHIKOTOは、黒い大屋根の威容を誇ってます。このうちの一棟がレストラン(acoya)とバー付きの小売り店になっています。
予約の30分前に着くようにしていたので、遅れても大丈夫だったのですが、やはり早めに着けば心の余裕が違いますね。お店の方に早めのスタートでも席があるとのことだったので、早速お昼にありつきます。
選んだのはさごし(鰆の幼魚)のポワレにへしこを使った白ワインソース掛けのプレートランチ。
お酒は暑い夏の日にぴったりの、ESHIKOTO AWA Limited。ぷわー、たまりませんね~。
日本酒以外に、ワインやソフトドリンクも揃っているので気分に合わせて選べます。
お腹も膨らんで、軽く酔いも回ったところで、お隣の日本酒バー兼売店へ。何もかもおしゃれですね。。
黒龍や九頭龍のお酒がずらっと並んでいますが、やはりここではチョイスはESHIKOTOでしょう。
先ほどはAWA Limitedだったので、こちらではAWA 2019 Dryを購入!
ふと見上げると、黒龍のプレミアムラインが並んでいるではありませんか。。その中に見慣れぬ銘柄、「黒龍 純米大吟醸」。これは飲んだことがない。。話を伺うと、他のプレミアムブランドが秋に発売のため、春・夏に販売できるお酒として新しくラインアップしたそう。。むむむ、これは買わねば。。
ということで、大きな箱に入ったお酒を2本、なんとかバッグに詰め込みました。
ずっと以前に立ち寄った時にお休みだった黒龍の本店にも寄ろうかと思ったのですが、小売は金曜日しか開けてないとのことだったので、今回もスキップ。せっかくなので、その際に撮った写真を貼っておきます。
永平寺口駅にタクシーで移動。ESHIKOTOに行くときは、よっぽど物好きでない限り、ここからタクシーに乗ることをお勧めします。。
永平寺口駅は有人駅で、切符を窓口で購入。
えちぜん鉄道の電車には車掌さんが乗っている列車もあります。なんか子供の頃のバスを思い出しますね。
えちぜん鉄道で福井駅に着きました。新幹線乗り入れ工事の真っ最中。新幹線が来たら、東京からグッと近くなりますね!
暑さでかなりバテて、今日はこれくらいでと涼しいカフェでぐーたらしていたら、元気が復活。ありがたや。
駅から歩いて15分ほどの常山酒造に向かいました。実は常山を扱っている酒屋さんが自宅の近くにあって、普段飲みのお酒なのですが、やはり現地に伺って買うのは別格ですね。
冷蔵庫のお酒をあれじゃない、これじゃないと悩んで、冷えていない瓶を注文(瓶の汗で荷物が濡れないように。。)。はい、そうおっしゃるお客さんは結構いますね~と店番のお姉さんが蔵に取りに行ってくれたのですが、冷蔵庫にあるのが最後の在庫だったとのこと。では、プチプチにくるんで、買い物袋に入れて、露をしのぎましょう。
最後はちょうどよいタイミングの福井駅発の小松空港行きバスに乗って帰途について、無事、福井の日帰りの旅を完了しました。
(実はその後飛行機が1時間以上遅れて、ヘトヘトになって帰宅したのですが。。。)
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