にっぽんSAKE紀行 #338-339 岡山 極聖 千寿 note46
わずか一週間のうちに、今まで知らなかった岡山のお酒を2つ紹介されました。地図でお酒を作っている酒蔵をチェックしたら、東京から日帰りできそうだとわかったので、早速出掛けてきました。紹介してくれた方に行ったことを連絡したらお二人ともびっくりしてました。。(酒がらみだと仕事が早い)
早朝のフライトで一路、岡山空港へ。
岡山空港から岡山駅には連絡バス。ストレスなしで移動できるのがいいです。。
岡山駅からはJR山陽本線で一駅、西川原・就実駅で降車して歩くこと数分で、日本酒 極聖(ごくひじり)を醸す宮下酒造さんに到着。
こちらの蔵は日本酒だけでなく、ビール(独歩)やウィスキー、ジンなども製造する、オールラウンドな酒造メーカー。日本酒も種類が多くて迷いますね。この蔵を教えていただいた方が岡山大学出身だったので、岡山大学応援酒に目をひかれます。。
結局、地元のお米、雄町で醸したという点に惹かれて、極聖 特別純米 高島雄町を購入しました。
これで日本酒蔵338軒目を達成!
西川原・就実駅に戻って、今度は山陽本線から赤穂線に入って、西大寺駅で下車します。
西大寺駅からは、牛窓(ウシマド)行きのバス。おー、なんかレトロな感じのバスでいいですね~。
紺浦停留所で降りると、目的の千寿を醸す高祖酒造さんは目の前です。
店頭で、紹介してくれた方のお名前を言うと、お店の方がびっくりされて、なんと仕事中のご主人がご挨拶にいらっしゃいました。恐縮です。お酒の仕込みが始まったら、見学もできますとのこと、またお邪魔したいと思います。
こちらでは、最近瀬戸内市がクラウドファンディングをして5億円で購入、なんと800年ぶりに里帰りしたと言う国宝の日本刀「山鳥毛(さんちょうもう)」にちなんだお酒を購入。日本酒はそこそこわかるつもりでいますが、日本刀はちんぷんかんぷん。。結構、博物館などで国宝とか重文とか見ているのですが。。と言うことで、これにて日本酒蔵339蔵目を達成しました。
備前刀については、こちらをどうぞ
https://www.i-setouchi.org/feature/touken#section-14
今度は地域バスに乗って、邑久(おく)駅に。邑久からは電車内で座れましたが、途中駅から通学生がたくさん乗ってきて、大混雑。地方路線では最近経験しない混雑だったので、ちょっとびっくり。
お昼過ぎまでに主な目的だった蔵を巡ってしまったので、午後は岡山駅周辺でのんびり過ごします。
岡山駅の地下街をうろうろして、決めたお昼は備前牛鉄板焼きとマグロの刺身定食。
うまし!
その後、高島屋の地下でお土産を物色して、地下街で繋がっているイオンモールに向かいます。
イオンモールはかなりの賑わい。。地元のお客さんを吸い取っている感じですね。
店内を歩き回って疲れたので、カフェに入ろうと思ったのですが、どこも結構混んでいて、わさわさしています。何軒か見て回って選んだのが、フレッシュ・フルーツ・ジュースの飲める、マルゴカフェさん。ふー、ようやく一息。。
日本酒のチェックも怠りません!岡山の地酒もしっかり揃っていますね。
落ち着いたところで、岡山県立美術館に向かいます。歩ける距離だけど、あまりの暑さにめげてタクシーで。。。
ちょうど、皇室のお宝展を開催していたので、のんびりと鑑賞。。酒に浸った脳に、多少ながら美の刺激を加えることができました。
岡山県立美術館を出て、今度は歩いて岡山駅に向かいます。空港駅行きのバスの出発時刻を考えると、早めに開店している居酒屋さんにちょっとだけ寄れそうです。
たまたま見つけた表町商店街は面白いオブジェで楽しいですね。
Google地図を頼りに岡山駅に向かって歩きます。。うーん、今ひとつ土地勘が掴めない。。(まだ明るいし。。)
と、そこに日本酒のラベルがずらり。。よし、ここにしよう。居酒屋 咲咲(サクサク)
せっかく岡山に来たので、日本酒は岡山のお酒。。残念ながら、今日伺った蔵のお酒はないので、まずは大典白菊。
メニューにシャコの酢の物があったので、珍しいので頼んでみました。。。出てきた時のインパクトがでかい。。。
締めのお酒は、やはり岡山の大正の鶴。
ちょうど良い感じにお酒が回ってきて、時間もちょうど良くなりました。
お店を後にして、のんびりバスと飛行機で東京に帰りました。
猛暑でいささかバテ気味でしたが、日本酒蔵を2軒と岡山市内を歩くことができて、充実の一日となりました。