にっぽんSAKE紀行 元帥・倉吉 鷹勇・琴浦 米子 note 58
Noteの第58報は、鳥取空港から米子空港へのオープンジョーの旅をお届けします。
今回の予定は、以前鳥取旅行をした時にお休みだった、倉吉で此君(しくん)を醸す高田酒造さんとその近くで鷹勇を醸す大谷酒造さん。どちらも山陰路に沿っているので、旅程は組みやすいです。
普段よりのんびりのフライトで鳥取空港に到着。すぐにバスに乗って、倉吉駅に到着。楽ちんなり。
ここからGoogle Mapのご託宣によると4番バス乗り場からローカルバスに乗り換えなのですが、バス停の時刻表にはそんなバスはない。。??
キョロキョロしていると、どうやらそれらしいバスが2番乗り場からもうすぐ出発する様子。即座に飛び乗ります。現地では自分の目と耳を信じることが大事です!
目的地の「白壁土蔵群」の停留所で降りて、いよいよ街歩き。二度目の街並みですが、全然覚えていない。。忘れてしまったのか??忘却とは忘れ去ることなり。。。
ここではGoogle Mapを頼りに、いよいよ高田酒造さんに到着。あれ??なんか変。。
ええ、今回もお休み?!膝から崩れ落ちるめづさ。。
なんということでしょう。。前回来たのがてっきり週末だと思っていたので、まさか水曜日がお休みとは。。お店のガラス窓に張り付いて、虚しく中を覗きます。。
事実は事実として素直に受け止めて、三度目の正直を期待することにしました。
気を取り直して、以前も伺った「元帥酒造」さんにチェックイン。しっかりと旬のお酒をいただきました。
ちょうどお昼になったので、古民家を改装した和食処 夢倉(むそう)で豆腐御膳のランチ。ボリュームがあってうまし!午後の活動エネルギー注入にぴったりです。
倉吉は第五十三代横綱琴桜の出身地なのですが、街には「琴ノ若 大関昇進おめでとう」の張り紙があちこちに。なんと琴ノ若は琴桜の孫にあたり、この夏には琴桜を襲名する予定とか。。それは盛り上がりますね!!
倉吉での最後の訪問地は萬祥山大岳院。実は、パンフレットを読んで初めて知ったのですが、南総里見八犬伝のモデルになった里見安房守忠義公とその忠臣8人のお墓があるのです。房総の話なのになぜ倉吉にお墓があるのか。。興味のある方がぜひ調べてみてください。
(ところで八つの玉の名前、全部言えますか??)
倉吉駅に戻って、山陰本線の各駅停車で、浦安に向かいます。JRで同じ駅名だと、XX浦安という感じになるのでしょうが、千葉の浦安は東京メトロ東西線なので関係なしですね。
浦安駅から歩くこと15分ほどで、大谷酒造さんに到着。こちらでも出来立てのお酒ということで、鷹勇 純米 にごり生をお願いしました。。が。。栓がガスを逃す仕様になっていて、これだと帰りの飛行機の機内で噴き出す可能性が。。。蔵の方々とあれこれ話をして、結局同じお酒の火入れバージョンに交換。まあこれで安心して飛行機に乗れるというものです。
今回の蔵めぐりはここまでにして、再度山陰本線で米子に向かいます。米子には社会人になって間もない頃に出張で来て以来。街歩きや皆生温泉に足を延ばすことも考えましたが、時間が中途半端なので、米子駅でぶらぶらしてから、駅そばの居酒屋「太平記」さんに漂着。
米子と太平記がどう繋がるのか、よくわからないですが、酒と肴がうまければ、文句なし。特に今回は、カニがお目当て。いろんな料理の仕方がありますが、ここはカニ刺し一択。
うんまいカニ~。口の中でとろける身がなんとも言えません。。
お酒はもちろん、鷹勇。めちゃくちゃ、カニに合う。。締めはカニ雑炊。。ハッピーです。。
会計をしようとしたら、森山直太朗の色紙が目に入りました。ここに来たんですか?と伺ったら、森山良子も別の日に来て、色紙が並んでいますよとのこと。。有名店だったのですね。。
ということで「さくら斉唱」を脳内再生しながら夜の米子駅に。。駅前のオブジェで「月に向かう夜汽車」を撮影。。うーん、いい雰囲気。やっぱりフルサイズのカメラが欲しい。。
米子駅で鬼太郎やねずみ男に別れを告げて、米子空港から帰途につきました。
今回のお土産は、大谷酒造でいただいた鷹勇のマグネット。良い記念になりますね。
いかがでしたか、鳥取空港から米子空港へと移動する酒の旅。次回もどうぞお楽しみに。。