3分で確認!! 本日の医療ニュース 23/9/25号
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それでは早速本日の気になったトピックスを紹介していきます👇
【本日のピックアップトピックス】
①厚労省 ニトロソアミン類検出の「シタグリプチン」、医療機関に注意喚起へ
厚生労働省の薬事・食品衛生審議会医薬品等安全対策調査会は21日、発がん性物質であるニトロンアミン類の検出が確認されたDPP 4阻害薬「シタグリプチン」(一般名)について、医療機関に対し、注意喚起を促す事務連絡を発出する方針を了承しました。
報告書によると、この物質が含まれる量は、患者に対してほとんどリスクがないとされていますが、理論上のリスクはあるとされています。
今後、メーカーは長期的な管理戦略を策定し、製品の安全性を確保するために、今年今年10月1日までに製造販売承認事項の一部変更承認申請を行う予定とのことです。
また、27年2月には、国内に流通する全ての製剤が低減措置を講じた新製剤に入れ替わる見込みです。
詳細は『シタグリプチン製品における NTTP の検出及び発がんリスクに関する評価報告書』をご確認ください。
参照元↓
②糖尿病の新たな呼称「ダイアベティス」とする案発表
「糖尿病」の名称変更提案が発表され、注目を集めています。
病名が病態を適切に表現しておらず、差別や偏見を助長していると感じる患者の声から生まれたもので、新しい呼称として「ダイアベティス」とする案を日本糖尿病学会等が発表しています。
糖尿病はその名前だけでなく、実際の疾患や生活について正しく理解される必要があり、今回のように病名の変更だけでは偏見が解消されないかもしれませんが、一歩ずつでも社会的な認識を向上させ、疾患に対する偏見を減少させる努力が重要であるとされています。
ただ、カタカナ表記になったことで馴染むまでに時間がかかってしまいそうですが、これまでも「精神分裂病」が「統合失調症」に、「痴呆症」が「認知症」に変更になったりしてもいつの間にか慣れていることを考えると、時が経つことで自然と普及していくのでしょうね。
参照元↓
③新型コロナとインフルエンザ 最新の感染状況
新型コロナウイルスの全国の感染状況は、今月17日までの1週間では1つの医療機関当たりの平均の患者数が17.54人で、前の週の0.87倍となっています。
厚生労働省は「緩やかな増加傾向が続いたのち2週連続で前の週から減少したものの、ピークを越えたかどうかは注視が必要だ。引き続き感染対策を徹底してほしい」としています。
インフルエンザの感染状況について、今月17日までの1週間に報告された1医療機関当たりの患者数は全国で7.03人と引き続き増加していて、7つの都県で「注意報レベル」となっています。
厚生労働省によりますと、今月17日までの1週間に全国およそ5000か所の医療機関から報告されたインフルエンザの患者数は3万4665人で、前の週からおよそ1.5倍に増えています。
引き続き、コロナ・インフルエンザの同時流行に警戒が必要な時期が続くことになりそうです。
参照元↓
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【医薬品供給情報】
こちらでご案内する情報は主に下記のサイトから情報を得ています。
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①MeijiSeikaファルマ(※検査キット)
②日新製薬
③日本化薬
④武田テバ薬品
⑤小太郎漢方製薬
⑥コーアイセイ
⑦陽進堂
⑧ファイザー
⑨PDRファーマ
⑩原沢製薬工業
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