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ふたたび「電子カルテ」の道へ。ワークライフバランスを整え、経験を糧に新たなビジョンとキャリアを描く

こんにちは!パシフィックメディカル、採用担当です。
 
パシフィックメディカルは高知県宿毛(すくも)市に本社を置き、東京・大阪・福岡などにも拠点を構え、病院向けの電子カルテ「MALL」を開発・提供しています。20年以上にわたって約200の医療機関にご利用いただくなか、2021年にメドレーのグループ会社となりました。
 
今回は電子カルテなど医療情報システムを展開するIT企業に勤務経験のあるメンバーに、当時培った経験や、パシフィックメディカルへの入社理由、そして今後のビジョンについてインタビューしました!


登場人物

爲西(ためにし)さん
新卒で、電子カルテなどの医療情報システムを展開するIT企業へ就職。6年半ほど導入支援を担当。その後、医療システム関連企業、不動産会社での経験を経て、2024年1月パシフィックメディカルに入社。「MALL」の導入支援を担当。

高田さん
新卒で、電子カルテなどの医療情報システムを展開するIT企業へ就職。6年ほどSEとして開発に従事。その後、常駐派遣の開発エンジニア、人事・給与アウトソーシングサービスを取り扱う企業の社内SEなどを経て、2023年9月パシフィックメディカルに入社。「MALL」のシステム開発とチームのマネジメント業務を担当。

新卒で「電子カルテ」に出会い、また再び「医療」の道へ

ーお二人とも、新卒で同じ会社に勤務されていたと聞きました。電子カルテを取り扱う企業ということで、パシフィックメディカルと同業だと思いますが、その頃の経験が今に活かされていると思うことはありますか?

高田さん:直接の関わりはありませんでしたが(笑)、爲西さんとは3〜4年同じ会社に在籍していたことになりますね。私は、同社でSEとしてシステム開発に従事していました。自社開発でしたので、要件定義からテストまで一貫して携わることができたのは、大きな経験になりました。そして3〜4年目にサブリーダーに任命され、マネジメントにも携わることができました。これらの経験は私のスキルのベースになっていて、確実に今に活きています
 
爲西さん:私は、同社で導入支援をはじめ、さまざまな職種の方々と密にコミュニケーションを取りながら、導入まで伴走しました。そこでは、カルテ導入の流れや病院の構造など、基本的なことを網羅的に学べたと思っています。現在も導入支援を担当していますので、この頃の経験が活きています。

ー多くのことが学べた新卒時代だったのですね。そこからなぜ転職されたのでしょうか?

高田さん:その会社の採用はほぼ「新卒」のみで、中途採用の人があまりいませんでした。つまり、外部の開発方法に触れる機会が無かった。SEとしてのキャリアを考えた時、一度外の世界に出て、さまざまな開発方法を経験すべきだと考えたのです。その後、3社での経験を経て今に至りますが、自分の中にさまざまな選択肢ができたことを実感しています。
 
爲西さん:私が転職を決めた理由は、働き方です。仕事は楽しかったのですが、とにかく残業が多くて…。当時だと、平均で月60時間、時には100時間を超えることもありました。若手の頃は体力があったのですが、だんだんしんどくなってしまって。
 
そんなとき、取引先の医療システム関連の企業からスカウトされ、転職を決めました。そこでは、導入支援というより、コンサルタントに近いような立ち位置で携わりました。決まったシステムをいかにスムーズに導入するか、という目的で動くイメージで、現場に出向くよりもデスクワーク中心でした。全体を俯瞰して見られることで新たな経験を積めると思いましたが、やはり自分は現場でお客様と直接コミュニケーションを取りながら仕事を進める方が好きなのだと、再確認しました。

ーその後、お二人とも一度「医療」という業界を離れていらっしゃいますね。再び戻って来られたのは、なぜだったのでしょう?

高田:SEって、2種類あると思っていて。先端技術を追求したり、取り入れたりしてスペシャリストを目指す人もいれば、業界の知識と技術を組み合わせて、ジェネラリストとしてマネジメント方面のキャリアを築く方もいると思います。自分には、後者が向いていると感じていました。それで、どうせなら末永く携われる業界を…と考えていたとき、パシフィックメディカルからスカウトが届きました。業界的にも企業としても今後成長が見込めると感じたので、再び医療に戻ることを決めました。
 
爲西:私が医療業界に戻りたいと思ったのは、お客様のお役に立てている実感があるからです。現場の皆さんと直接コミュニケーションを取り、一つひとつ課題を解決しながら導入まで伴走することで、それを体感することができます。

自分の成長と事業の成長をリンクさせ、新しいキャリアを描く

ー最終的に、パシフィックメディカルへの入社の決め手となったのはどのような点だったのでしょうか?

高田:一つは、「働き方」です。私は結婚して子どももいるため、ワークライフバランスを重視したいと考えていました。私が経験した会社もそうだったのですが、口頭伝承や「昔からそうだったから」といったことに振り回されてる場面が少なくありませんでした。一方で、メドレーグループの行動規範には「ドキュメントドリブン」という指針があります。これは、自身やチームの生産性を向上させるため、業務を始める前にドキュメント化を徹底するというもの。こういった、組織的に業務効率化を目指しているところに魅力を感じました

もう一つ、私はマネジメントの経験も積みたいと思っていたことです。パシフィックメディカルはメドレーグループとなったことで、これからますます成長していく過程が見えました。そのため、早々にマネジメントの経験を積めるのではと期待しました。

爲西:私も、勤務時間を重視していました。先ほどもお話したように、新卒で入社した会社では長時間労働が当たり前でした。当時は若くて体力もありましたし、同年代の社員の数もかなり多く「みんなで頑張ろう!」といういわゆる体育会系のテンションで乗り切っていました(笑)。が、やはり仕事でもプライベートでも色々なことに取り組みたいので、ワークライフバランスを重視したいと思いました。
 なので、納得のいく待遇や働き方にこだわりました。高田さんと同じく、メドレー傘下となり今後の企業成長が見込めたことも大きな決め手の一つです。

ー実際に入社されてみて、いかがでしたか?

高田:最も重視していた残業時間については、想像以上に少なかったですね。開発部全体で作業時間を調整しているので、無理に作業を詰め込まれるということがありません。なので、ワークライフバランスはかなり改善されました。
 
また、マネジメントについても、入社10ヶ月でリーダーの役割を任せてもらいました。経験年数を問わず、能力があれば誰にでもチャンスが与えられる会社なのだな、と思いました。
 
あと、やはりパシフィックメディカルは成長の真っ只中にいるなと感じます。だから、これからどんどん人を採用して、組織や文化が出来上がっていくのだろうと感じていて。今はいろんな役割が生まれていく段階ですし、文化もこれから出来上がっていくと思うので、そういった成長段階に積極的に関わりたい方にはすごくチャンスがある環境なのではないかなと思いますね。
 
爲西:私も、残業時間が圧倒的に減りました。3分の1程度になっているかと思うので、自分自身のことに使える時間が増えてすごくありがたいです。社内の空気もピリピリしておらず、働きやすいですね。あと、パシフィックメディカルのカルテを導入したいという病院が、途切れない。だから、会社の成長を肌で感じています。

これは余談になってしまいますが、先日まで導入支援していた病院で、「ありがとうの会」を開催してもらったんです。導入が完了した際に職員の皆さんが集まって「パシフィックメディカルさんありがとう」と言ってもらえて。それが、本当に嬉しかった。やはり足繁く通って、現場の方々と地道にコミュニケーションを取って関係性を深めながら、一緒に一つのシステムを導入すること。このやりがいを、改めて感じた出来事でした。

ーそれは嬉しいですね。最後に、お二人が目指すキャリアについて教えてください。

高田:私は、引き続きマネジメントスキルを磨いていきたいと考えています。いかに、チームを上手く回すことができるか。そこを極めたいですね。開発マネジメントを行うことに加えて、新卒も多く入社しているので、人材の育成やスキルアップを自分が引っ張っていけるようにしていく必要もあります。
 
爲西:まだまだ電子カルテを導入されていない病院もあるので、私が普及のお手伝いをして、多くの方にそのメリットを享受してほしいと考えています。
 
また、今後はプロジェクトリーダーとしてチームをリードできればと思っています。実は、今年の終盤からリーダーを任されることになりました。かつて働いていた会社では、リーダーを務めるのは入社して5年目くらいの社員が多かったので、そのスピード感に驚いています。入社から年数が経っていなくても、しっかり評価して任せてもらえる環境はありがたいですね。期待に応えられるよう、しっかり努めたいと思います。


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パシフィックメディカルが提供する中小病院向け電子カルテ「MALL」、クラウド型地域包括ケアソリューション「MINET」についてのインタビューはこちらです。合わせてご覧ください!