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ジョブメドレースクール開校秘話!新規事業を立ち上げる面白さとは
こんにちは、人材プラットフォーム事業 採用部長の田中です。
人材プラットフォーム事業では、求人サイト『ジョブメドレー』、動画研修サービス『ジョブメドレーアカデミー』に続き、介護職員初任者研修を取得できる『ジョブメドレースクール』を2024年3月に開校しました。今後も新規事業を立ち上げていくべく、事業成長を0→1で担える方を絶賛募集中です。
今回は『ジョブメドレースクール』を担当している本郷さんに、開校に至るまでの話や、メドレーへの入社理由について聞いてみました。
既に新規事業の立ち上げ経験があって、それをメドレーで活かしたい方や、これから経験してみたい方の参考になればと思います。
話を聞いた人
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本郷さん
2023年2月にメドレーへ入社。これまでは広告営業をメインに、代理店や事業会社でプロダクトマネージャーなどを務める。
介護現場で働く人の裾野を広げたい
──どんな背景でスクール事業を立ち上げたんですか?
一番の目的は介護業界の人材不足に対する打ち手です。厚生労働省の調査によると、高齢化に伴い介護の需要が今後も拡大していく一方で、2040年度には介護人材が57万人以上※不足すると言われています。
メドレーはこれまで、求人サイト『ジョブメドレー』や動画研修サービス『ジョブメドレーアカデミー』といったサービスを提供し、介護業界で働いている人のサポートをおこなってきました。
そこにスクール事業が加わることで、「なんとなく介護業界に興味がある人」や「介護に限らず何か新しいスキルを身につけたい人」にとっての入口を作り、介護現場で働く人の裾野を広げたい。そうすることで業界の人材不足を解消したいという想いがありました。
※2024年7月厚生労働省「第9期介護保険事業計画に基づく介護職員の必要数について」
──なるほど。立ち上げ時の体制は?
立ち上げ時のチームとしては小さい体制からスタートし、3名体制で専任は私のみで開始しました。
──メドレーのこれまでの事業はインターネット上のものがメインでしたが、スクール事業では物理的に校舎を持つということで調整が大変だったと思います。どんなことに苦労しましたか?
例えば物件選び。多くの人にスクールを活用してほしいので、そのために様々な条件で候補を探すのですが、なかなか理想の物件はなく難航しました。社内の知見あるメンバーにも協力してもらいながら、結果的に北千住に良い物件を見つけることができました。
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また、実習では大きな道具を用いることも多く、物品集めの点でも苦労しました。ものによってはなかなか売ってはいないものもあり…。例えば車椅子の実習では、段差への対応のためにステップ台が必要になるのですが、どこの店舗にも売っていなくて。かといってオーダーメイドで作るとすごく高い。最終的には、講師も担当いただいているアドバイザーの方と一緒にDIYしました。開校の良い思い出です。
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──そして無事に2024年3月に開校して、5月には一期生が卒業しましたね。
みなさん満足度高く卒業されました。資格を取得して介護業界に就職・転職するという“人生のターニングポイント”に携われたことは感慨深いです。「良い学校でした」といった言葉をいただくと「やって良かったな」と思いますね。人と直接関わるビジネスならではのやりがいかもしれません。
0→1で挑戦できる環境を目指して
──話が変わりますが、本郷さんがメドレーに入社した理由についても聞かせてください。まず、前職ではどんなことをやっていたんですか?
メドレーに入社する前は6年ほど楽天に勤めていました。最初の3年くらいは営業のマネージャーとして、アプリ広告のメディア獲得や広告主獲得などをやっていました。楽天ポイントを活用した広告プロダクトで、担当していたアプリは『ポイントクラブ』や『Rakuten Link』というものです。プロダクトの開発や知的財産権はシンガポールにあり、現地のプロダクトマネージャーも経験しました。
──そこから転職しようと思ったのはなぜ?
0から新規事業を立ち上げる、より事業をグロースさせるといった、事業開発のような仕事がしたいと思ったんです。業界はあまり絞らず「これからも必要とされるか / 今後も伸びるか」を軸に転職活動をしていました。
──いろんな会社があるなかでメドレーを選んだ理由は?
今までよりも社会貢献性を感じられると思ったからです。
もちろん前職も社会に貢献していましたが、医療ヘルスケアは誰にとっても身近な存在ですよね。メドレーはそこに対して事業を展開しているので、これまで以上に社会貢献性を肌で感じられるのではないかなと。
──なるほど。そして2023年2月にメドレーに入社されましたが、最初の配属は?
当時一番新しい事業だった『ジョブメドレーアカデミー』です。
当時は介護・障害福祉領域にサービスを提供していたんですが、それに次ぐ新領域を考えてリリースするまでを推進していました。
──初めて医療ヘルスケア業界と接してみてどうでしたか。
幅広いユーザーにサービスを使ってもらうことの重要さを実感しました。人材不足が叫ばれているからこそ、業界は多くの人材を取り入れたい訳で、そうすると業界にいる人の年齢層も経験値も幅広くなる。当然なかにはITが苦手な人もいる。そういった方が、ITが得意な人と同じレベルで使いやすいと思えるサービスであることが大切なんだなと。
一方で、DXを推進している事業所に対する国からの補助は手厚くなっているので、業界全体が変革期なんだとも思いますね。
──業界を良くしていこうという熱量の高い人が多いからこそ、私たちがITを推進していく意義がありますよね。
例えばスクールの業務でも、効率化できることはまだまだあるんじゃないかなと思っています。そういった面で他校と差別化できると良いですね。
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新規事業の盛り上げ役を募集中
──立ち上がったばかりのスクール事業ですが、今後の展望は?
まずは今の校舎で生徒さんを定員まで集めて、常に充足している状態にすること。講座も今は初任者研修のみなので、まずは一般的な介護の資格学校として遜色ないラインナップにしていきたいです。
あとは事業規模の拡大ですね。1校のみだとインパクトが小さいので。校舎数を増やして、事業をある程度の規模に成長させて、数字としてのインパクトを出していくことが当面の目標かと思います。
──まずは規模を大きくしていこうと。その先として、他社にないようなこともやっていきたい?
介護業界で働きたい外国人に向けたサポートとして、資格取得だったり授業だったりを提供できるようにもしたいですね。
あと、これはスクール事業とは外れてしまうかもですが…せっかく校舎があるので、直接人と繋がれる場所として利用できないかなとも思っています。ジョブメドレーに関する交流会とか、オフラインの場として使ってもらっても面白そうだなと。
──そういったことを実現するためにも、新規事業を担える方に入社していただきたいですね。本郷さんから見て、どんな人が新規事業担当に向いていますか?
まずはメドレーが大切にしている価値観(Our Essentials)にマッチしていることが重要だと思います。
──Our Essentialsのなかでもドキュメントドリブンの文化が浸透しているので、メドレーは仕事のスピードが早いですよね。
基本的に誰がみてもわかるようにドキュメントにまとめて、それをもって議論することが根付いてますね。ドキュメントに何か案を書いて共有すると、すぐにコメントが返ってきてスピーディに進められる。
もちろん承認プロセスはしっかり確立しているんですが、承認されるまでのスピードが本当に早い。なので上層部の承認待ちでスタックするということがないんですよね。
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──一方で、何でもかんでも自動化・効率化している訳ではないですよね。
どちらかというと、スモールスタートで試行錯誤の回数を増やそうという傾向ですね。
スクールでも申し込みフォームにGoogleフォームを使っていたりします。最初からITツール入れたり独自実装したくなったりしそうなところですけど、スモールスタートで探っていく感じです。
Our Essentialsのようなコアがありつつ、凝り固まっている訳ではありません。ITで医療ヘルスケアの未来をつくるために、多少泥臭く「やっていくぞ!」という気概を持っている人が向いていると思います。
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メドレーでは、各ポジションで新しいメンバーを募集しています。
こちらでは、メドレーの事業・サービスについて紹介した記事をまとめています。興味を持った方は覗いてみてください。