【オンライン医療事典 MEDLEY】2023 年 6 月: 注目を集めているのは RS ウイルス感染症について。呼吸が苦しそうなどの症状があれば小児科の受診を!
はじめに
メドレー広報室がお届けする、「オンライン医療事典MEDLEY」で気になる記事をピックアップする note 今月も注目のトピックをピックアップしてお届けしていきます!
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MEDLEY の便利な機能「症状チェッカー」をご存知ですか?
この note をご覧の皆さまは、オンライン医療事典 MEDLEY の「症状チェッカー」をご存知でしょうか。
症状が出ている部位や症状の内容を病院での問診のように回答していくと、自分の症状や年齢、性別といった情報を入力していくと関連性の高い病気や対応する病院を探すことができるとても便利な機能です。
もちろん、医師の診断の代わりとなるものではありませんが、受診する際にどの科に行くかなどの参考としてお使いいただけます。
病名をクリックすると医療事典の記事が表示されるので、内容や対処法などの知識も得られます。ぜひこの機会に使ってみてください!
2 歳までにはほぼ全員かかってしまう、RS ウイルス感染症。最近はあまり季節性が無くなっているので、要チェックです
生後 1 歳までに約半数、2歳までにはほぼ 100%の乳幼児が一度は罹患すると言われている RS ウイルス感染症。軽症の場合は、風邪に似た症状が見受けられますが、重症になると強い咳や呼吸の度に「ゼーゼー」という聞こえる喘鳴などの症状が出てきます。
また、通常は 11 月から翌 1 月にかけて流行するというサイクルだったのですが、近年は 8~9 月頃にも流行が見られるそうで、季節性が無くなりつつあるとのこと。
お子さんがRSウイルス感染症ないかと心配になった時は、小児科のクリニックや病院が適しているそうです。
夏にかけて多くなっていくヘルパンギーナ。特に 1 歳までの子供の罹患が多い症状です
突然の高熱や喉の痛み、口腔内のできものなどが主な症状のヘルパンギーナ。5歳以下の子供の罹患率は 90%と、小児に多く見られる感染症です。
その中でも特に 1 歳代の罹患がもっとも多いとのこと。 また夏は罹患が増えるため、「うがい」や「手洗い」などの対策をいつもよりこまめに行うことが予防になるそうです。
罹患した場合でも、通常の風邪と同じく元々元気な方であればそこまで深刻なものではないですが、病状の経過観察をしながら必要に応じて受診をすると良さそうですね。
おわりに
以上が 今月の医療事典 MEDLEY の気になる記事でした!
さて、毎月お届けしてきたオンライン医療事典 MEDLEY のピックアップですが、来月からは不定期で気になるトピックをお知らせします!
引き続き、オンライン医療事典 MEDLEY をよろしくお願いします。
この note について
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