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産休・育休をとりながら女性マネジャーとしてキャリアが築ける理由

こんにちは、メドレー採用担当です。
ジョブメドレー事業部では多くの女性メンバーが活躍しており、キャリアサポート部では育休からの復帰率が100%(2021年〜2023年実績)。女性マネジャーも多数在籍しています。
女性は働く上で仕事か家庭のどちらかの選択を迫られることもあると思います。そんな中、育休復帰後にマネジャー職になり、キャリアを積み上げ、さらに第二子出産で産休に入る原田さんにお話を伺いました!



原田さん
呉服屋で接客販売業務に従事したのち、2018年にジョブメドレー事業部のキャリアサポート部に入社。現在はキャリアサポート第三医療調剤グループのマネジャーをしている。

両親と同じように人の助けになる仕事を目指して、転職を決意


ージョブメドレー事業部キャリアサポート部の仕事内容について教えてください。

医療介護の求人サイト「ジョブメドレー」を活用する求職者と事業者をサポートする部署です。
キャリアサポートスタッフとキャリアサポート事務の2つの役割があり、キャリアサポートスタッフは求職者と直接関わり、電話やメール、LINEを使って転職活動をサポートする役割を担います。キャリアサポート事務はキャリアサポートスタッフのアシスタントとして、応募先の事業者へ選考状況の確認や、利用料金の案内、頂いた質問に適宜対応をしています。
それぞれ求職者、事業者から直接「ありがとう」の言葉を聞けるので、医療現場の課題解決に貢献できていることを実感でき、とてもやりがいのある仕事だと感じています。

キャリアサポート部は求職者の職種ごとに30以上のグループにわかれています。私は入社以来キャリアサポート事務に従事し、現在調剤薬局のお客様を担当していますが、どのグループも基本の実務フローは同じです。


ー未経験からの転職とお聞きしていますが、前職の仕事とメドレーに転職を決めたきっかけを教えてください。

前職では呉服屋の販売員として働いており、店舗での接客業務や、電話営業を通じた着物の販売を行っていました。元々日本舞踊で着物に触れていた経験から興味を持って選んだ仕事だったのですが、徐々にやりがいを感じづらくなっていました。呉服は基本的に娯楽に属するものなので、もっと世の中の困っている人の役に立つ仕事をしたいと漠然と感じ始めていたからです。

そんな中、自分の中で「福祉」というキーワードが強く引っかかり、「困っている人を助けたい」という気持ちが膨らみ始めました。私の両親は介護福祉の業界で働いており、日頃から人手不足の話を聞いていたこともこの分野に興味を持ったきっかけの一つでした。それを機に医療関連の仕事に就きたいと思い、転職活動を始めました。

活動を進める中でメドレーに出会い、面接での「未経験でも活躍できる」という言葉が心に響き、入社を決めました。

産休・育休からの復帰後、マネジャーへチャレンジ


ーメドレーで仕事をスタートして、その後に産休・育休を取得し復帰するまでについて詳しく教えてください。

未経験から業務をスタートしましたが、前職で電話対応に慣れていたこともありスムーズにキャッチアップできました。その後はコツコツと経験を積み重ね、入社5年目に1年間の産休・育休を取得しました。

復帰後もスムーズに仕事を再開することができました。メドレーには「ドキュメントドリブン」という文化があり、業務の流れや変更点、プロジェクトの背景や結果などが全てConfluence(全社で利用している社内wiki)に記録されているためで、 ブランクがあってもすぐキャッチアップできる仕組みになっています。
さらに、求職者や顧客とのやり取りや経緯も社内システムに残しているので、引き継いだ案件も過去を遡ればどのように進めていたのかわかります。これは、とてもありがたい仕組みだと思います。


ー子育てをしながらの復帰は大変だったと思いますが、マネジャーになる決意をしたのはなぜでしょうか。

2023年4月に復帰した直後、「マネジャーにならないか」というお声がけをいただきました。とても嬉しいお話ではありましたが、すぐに返事をすることはできませんでした。その理由は、仕事面では育休で業務から随分離れていたので、まずは目の前の仕事を頑張りたいと思っていたため。家庭面では子育てがうまくいかないと悩んでいたため。さらに2人目の子どもを希望していたため、再び産休・育休を取得することがマネジャーとしてもできるのか不安だったためです。

マネジャーでなくても自身の業務の幅や役割を広げることができるので、当時は「今のままで良いのではないか」と考えていました。この気持ちをそのまま上司に相談したところ、「マネジャーだからといって、全てを完璧にできなくても大丈夫」「マネジャーになった後に休むことも問題ない」と言っていただき、不安を取り除いてもらいました。

職場には復帰後も無理なく働いているモデルケースとなる先輩がたくさんおり、具体的な働き方のイメージを持ちやすかったです。そして元々体育会系の性格なので同期がマネジャーになったことに刺激を受けて「頑張ってみたい」という気持ちが湧き、挑戦を決意しました。そして、2024年1月にマネジャーになりました。

ーマネジャーになってみて、不安はなかったですか?

マネジャー就任後も、メンターが付いてくれたので安心して業務に取り組むことができました。メンターの選定は、事業部長が私の適性や相性を考慮して経験豊富で頼りやすい先輩マネジャーを選んでくださったので、とても心強かったです。

キャリアサポート部には多くのマネジャーが在籍しており、それぞれに得意分野があります。そのため自分の課題に合わせて適切な相談相手を見つけやすく、スムーズにパフォーマンスを発揮できる環境が整っていることも、安心して業務に取り組める要因の一つでした。

マネジャー研修も用意されていて、メンバーの評価方法といった未経験のことから、仕事で困っているメンバーのフォローやケアの方法まで、実務に役立つ知識をしっかりと学ぶことができました。マネジメント業務は初のチャレンジでしたが、これまでの実績を評価されてマネジャーに抜擢いただいた自負があったので、自信を持つことができました。


ーマネジャーになってどんなことにやりがいを感じましたか?

自分のグループができたことは、とても嬉しかったです!
マネジャーになった直後は8名のメンバーを担当していましたが、そのうちの6名は新入社員だったのでまだメドレーの文化に十分慣れていない状況でした。そこで私はメドレーが「みんなで助け合う環境」であり、「何でも書いて共有し、いざという時に備える文化」があることを説明しました。このメドレーの良さをメンバーがすぐに理解してくれたこと、そしてその文化を次世代に継承できたことに、大きなやりがいを感じています。

また、マネジャーになるにあたって「特別な得意分野がないこと」が不安でしたが、自分の経験を共有することでメンバーが抱える悩みや課題の解決に繋げられたことから、自分のキャリアが証明されたようで、それもやりがいを感じられました。

メンバーが私のアドバイスに基づいて行動を変え、成長していく姿を見るのはとても嬉しく、そうした成長を見守る中で「ずっと一緒に働きたい」「このグループを大切にしたい」と心から思えるようになりました。

みんなで支え合って仕事ができるから復帰後も安心して働ける


ー復帰されてからの働き方と事業部の雰囲気について教えてください。

メドレーは医療ヘルスケア領域の会社であるため、子育てや介護などの家族事情に理解があり柔軟に対応してもらえます。

私自身子育てのため在宅勤務を許可いただき、通勤時間を省くことでフルタイムで働き続けることができました。子どもの都合に合わせて勤務時間を調整できたことも大きなメリットでした。

こうした環境が成り立っているのは、会社の制度だけでなく部署全員のホスピタリティ精神の高さがあってこそだと思います。例えば、子どもの事情で頻繁に休みを取らざるを得ない社員がいても、特定の誰かに負担が集中することはありません。子育て中は、突然仕事を切り上げなければならない場面も多いですが、仕事の進捗や内容を常に社内システムに書き込んで共有しているため、慌てて引き継ぎ資料を作る必要がなく、安心して帰ることができます。
誰かが急に休む場合でもメンバー全員で助け合える文化が浸透しているため、罪悪感を抱くことなく気持ちよく働くことができます。

部内には結婚や妊娠を心から祝福する雰囲気が流れており、それが育休復帰率100%という実績に繋がっているのだと感じます。


ーこれから2回目の産休に入ると伺いましたが、引き継ぎなどはスムーズに進みましたか?

はい。2人目の妊娠で明日(2024年11月時点)から産休・育休に入りますが、「復帰する時もマネジャーとして戻ってきてね」と声をかけていただき、とても嬉しかったです。

マネジャーであってもスムーズにお休みが取れること、産休・育休がキャリアにネガティブにはたらかないのは素晴らしいです。他の会社では「産休・育休を取っていい」と言われても実際は取りづらいことがあると聞きますが、ここではそうした壁が一切ないです。

マネジャーが多く在籍していることも休みやすい理由の一つ。これまで私が担当していたメンバーは、今後は他のグループのマネジャーが受けいれてくれます。基本の業務フローが変わらないため、他のグループへ異動することにハードルはありません。これまでと異なる職種・領域を担当することになるので、異動先で新しいことを学んだり、キャリアアップにつながったりすることもあります。こうした環境が根付いているのは、社員一人ひとりのホスピタリティ精神のおかげだと感じています。

女性もキャリアをしっかり築けることを伝えたい


ー最後に、どんな方と一緒に働きたいですか?

一番は、目標を持っている人、そして挑戦したいと思っている人です。
メドレーは挑戦を実現できる環境が整っているので、自ら発言し、主体的に行動する方とぜひ一緒に働きたいと思っています。

気持ちさえあれば、未経験でも大丈夫です。家庭もキャリアも諦めたくない方にも、ぜひ応募していただきたいです。私自身、マネジャーとして育休から復帰したモデルケースになれると思いますし、この記事を通して「管理職になっても家庭とキャリアを両立できる」と感じてもらえたら嬉しいです。


ーありがとうございました!


メドレーでは、キャリアサポート部をはじめ、様々なポジションでメンバーを募集しています。採用情報はこちらからご確認ください。

こちらでは、キャリアサポート部で働く魅力をより詳しく紹介しています。興味を持った方は覗いてみてください。