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医療の未来も、「Amazon」のようにどこにいてもオンラインで解決できる世界がすぐ傍まできている。世の中が本当に望むものを追求し、地域の方々に「未来」を届けたい。

こんにちは、Medii広報チームです。今回は、2021年に広島県で実施した実証実験に大きく貢献した佐藤友紀医師にインタビューをいたしました。
広島県で勤務する現役の小児科医ですが、初期研修を終えた後しばらくはへき地医療を体験した経験豊富なMedii医師メンバーです。医師とMediiを兼任されている佐藤さんに、地域医療を通じて叶えたい医師としてのお考えなどをお聞きしました!

2022年8月にWantedlyで公開した記事の転載です。

ー佐藤さんのご経歴や趣味などを教えてください。

広島県出身で、大学から栃木県にある全寮制の大学へ進学しました。その大学は、地域医療を支えることを掲げ、臨床現場を重視するところだったため、卒業後に総合診療内科医として3年間、へき地の診療所に3年間勤務しました。その後は小児科の専門分野に進み、現在は地元広島県の病院で小児科医として勤務しています。

家族もそうですが、自分も家にいることが好きで家でゆっくりとコーヒーを飲んだり、自分の家の庭に「Sato Farm」という田畑をつくったりしておうち時間を楽しんでいます。インドア派ではありますが、お酒を飲むことも好きなので時間があるときは上司や友人たちとお酒をのんだりしています。もちろん、お家でお酒を飲むことも大好きです。

ー充実したお家時間を過ごされているのですね!さて、佐藤さんがMediiを知ったきっかけやMediiを支援しようと思った経緯などお聞かせいただけますか?

きっかけは、2021年に広島県で行った「ひろしまサンドボックス」実証実験の現場協力者で携わりMediiという会社を知りました。

Mediiの「どこにいてもより良い医療を全ての人に」というミッションがあります。この言葉の重さに当時の自分はとても考えさせられるものがありました。

以前、地域医療に従事した際に、「どこに住んでいても幸せに暮らせる世の中が実現できれば」と考えていたこともありました。しかし、医療の平等性や適切な医療提供実現には、道のりが遠く医師個人の努力では、限界があるなと考えるようになっていました。

ですが、MediiのE-コンサルにふれて未来の医療に革新を与えるサービスなのではないかと思うようになり、支援することを決めました。
現在、Mediiの事業に携わり、その可能性がより現実的になっていることを実感しています。

ー佐藤さんは現役の医師とMediiでは、自治体チームリーダーとして勤務いただいてかなりご多忙かと思いますが、勤務にあたり工夫している点や原動力となるものはありますか?

地域医療の観点と小児科観点の2つあります。

まず、1つ目は地域医療の観点です。
地域医療の際に出会った地域住民やその時に生まれた子どもたちに地元の医療の未来を創造したいと思っています。
例えば、数年前にAmazonという大きなネットスーパーが出現し場所を選ばず買い物がオンラインできるようになり、学問の分野もオンラインで受講が可能となりました。医療も同様にすぐそこに繋がるシステムがあると確信しています。
今後も、Mediiの事業を拡大させ自分ひとりの力では解決できなかった「未来」を創りたいと思っています。

2つ目は、子どもたちの生き方の選択肢を増やしたいと考えています。
私は、小児科医として学校に行きづらくなったお子さんを診察することも多いです。
そのようなお子さんにとっては、心の状態が不安定でふさぎ込みがちになり、何をしても楽しくないような現実が目の前にあるのだと思います。さらに、学校に行けなくなってしまったことで、将来が見えなくなってしまいます。保護者も学校に行かなければいけない、という強迫観念がありそのことが子どもたちを苦しめているように思います。
しかし、世の中にはたくさんの選択肢がある。ということを見せてあげられたらと思っています。
 
人生は「あらゆる場所に行けて、好きな場所で暮らせる。そのことに制約はない」ということを教えてあげたいですし、そんな世界をつくりたいと思っていることが支援の原動力です。

ーありがとうございます。とても素敵な原動力ですね。最後に佐藤さんの今後の目標を教えていただけますか?

自治体チームリーダーとしての目標は、地域レベルでE-コンサルを導入・利用してもらうことが短期的な目標です。そして、医師がE-コンサルを利用することで、地域住民の生活が豊かになり暮らしやすい世の中になることが最終目標です。

今年度も広島県での実証実験が決まり、引き続きE-コンサルの有用性を発揮できることを期待しています。そして、私自身の目標は最初に「住民が生活しやすい」というレベルに引き上げることが目標です。

Mediiのチームだけでは足りない部分もあるため、いろいろな人と連携しながらお互いに良い面を見出し、相乗効果で得られる結果を楽しみにしています。今後も、たくさんの場所に顔を出して様々な場所で成果をあげたいと思っています。

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