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食を考えると人生が見える!? 〜 第6回9月放送インタビュー記事〜

皆さんこんにちは!

九州大学共創学部の学生によるメディアクリエイティブチーム、medien-lienライターのさらです。
9月のラジオ「ケロケロ見聞録」では、食との向き合い方を考えていきます。放送のキーワードにもなる「重要単語まとめ」などを含む9月放送の記事はこちらですので、まだご覧になられていない方はこちらも合わせてどうぞ!

第6回 9月放送のテーマ

第6回 9月放送のテーマは

食 ~現代人が食に求めるものとは~

です。食と一口にいえども、食材そのものや食事、場としての食卓など多様な意義があります。皆さん一人一人の食との向き合い方を考える上で、ぜひ今月の放送で登場する学生の食との向き合い方を参考にしてみてください🍞

ゲスト紹介

学生の議論に新たな視点をもたらしてくれる、今月のゲストをご紹介します。

雲水(禅の修行僧)
星覚(せいがく)さん

9月ゲスト_星覚さま①

鳥取県出身。大学卒業後、雲水(禅の修行僧)に。大本山永平寺での修行を経てドイツに渡航されました。著書に『お坊さんにまなぶ こころが調う食の作法』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)などがあります。


チラッとインタビュー

続いてはインタビューの様子をチラッとお見せするこちらのコーナー。

◯星覚さんが考える食の作法とは
 禅は特別なことをするあるわけではありません。先祖代々、一つの生き物としてどう食べるかを追求していった方法が、結果として周りに迷惑をかけずかつ自分も気持ちよく食べられる禅の食事の作法です。禅の基本は真似をして覚えることです。現代の子供達は「この人の真似をして食べたい」と思わせる人が身近にいるでしょうか。大人が子どもたちに実践して作法を示していけたらいいのではないでしょうか。
◯スマホを片手に食事をする風景が広がる現代における食の変化とは
 食に関しては自然に学ぶことが多いです。自然の真似をしていくと、理にかなっていないもののは長続きしないことがわかります。例えば、スマホを見ながら食べ物を口に運ぶという所作は100年1000年続くのでしょうか。人間だけが食事をしているわけではありません。自然を広く見渡して、他の生物がどのように食に向き合っているかを考えてみる必要があります。そうすることで「人間だけができること」を活かす方法も見えてきます。

学生トーク

インタビューを踏まえ、学生議論はどのように発展するのでしょうか?

学生の中には、「電話をしながら」や「YouTubeを見ながら」、「ラジオを聴きながら」食事をとる経験のある人たちがいました。これらのことを行う学生が自身の経験を振り返りながら自分たちにとっての「食」の意味や意義を考えます。

また、食の役割や目的の変化の一つとして「コミュニケーションの場」というものが挙げられました。「同じ釜の飯を食う」という言葉があるように、ご飯を他人と一緒に食べることには、生存行為としての「食」以上の意味があるかもしれません。自分の「食」に関する優先順位を見直してみることで、人生観が現れることもあります。


以上、星覚さんのお話や学生議論から、ほんの一部をご紹介しました。詳細は番組放送をお待ちください☺️

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ぜひご覧ください🐸

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