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展示会 2024-#7 DSJ2024/Vision AI EXPO/APPS JAPAN/Interop24

先週は幕張でのネットワーク・通信技術関連の展示会 Interop24 に行ってきました。昨年も行きましたが、ネットワーク機器は専門外で関心はデジタルサイネージ・Vison AI・AIアプリ開発の展示会であるDSJ2024/Vision AI EXPO/APPS JAPANです。

スペースとしては小さいですがサイネージが派手で楽しい展示会です。


会場右側のこのスペースに目的の3展示会

少しだけ紹介します。

・デジタルサイネージでは透過表示と超薄型デバイス

個人的興味だけでなく病院内、特に手術室で将来応用が可能なソリューションとして見ているのは、スペース効率を下げない(邪魔にならない/死角を作らない)、透過型ディスプレイと超薄型ディスプレイです。

LGは去年もすごかったですがやはり液晶のトップメーカーですね。

薄型では伯東/群創光電のポスタータイプが画質含めて驚異的。


・APPSの医療系2社紹介

お話ちょっと聞いてきた2社です。

・CyberneX

他の展示会でも何回か目にしているCyberneXのウェアラブル脳波測定機器XHOLOS。非医療機器なので脳波計でなく脳情報を測定するBCIです。

補聴器のような形の小型デバイスで脳波を測定し、リラックス度など精神状態を評価するソリューションです。独自のEar EEG技術によりかなり精度高く脳波を測定できるとのこと。

マッサージ店で施術中のお客様のリラックス度、快・不快状態を推定したり、アロマ製品の効果をユーザごとに評価したりなどの導入事例をご紹介いただきました。

医療機器にする予定はなさそうですが、顧客企業には西川さんなども入っていたので、スリープテックや従業員のメンタルヘルスケアへの応用に自分的には期待しています。


・Arteryex

医療情報プラットフォーム・PHR関連サービスのスタートアップ。2018年創業で2022年にはエーザイの子会社になっています。

主力製品はパシャっとカルテ。独自のAI-OCRでスマートフォンで撮影したお薬手帳・血液検査・健康診断結果等をデータ化しアプリで管理できるようにするPHRサービスです。

個人ユーザ向けアプリは無料。その代わりにデジタル化したユーザのPHRをArteryexが収集し、そのデータをマネタイズするビジネスモデルとのこと。
個人のPHR(個人情報は含まず)を買い上げるようなイメージとのこと。

その他医療情報・医療DXソリューションの開発なども行っているようですが、パシャっとカルテで培ったAI-OCR技術は医療以外でのDXサポートソリューション(仮名:CLICK DATA)として展開予定とのこと。


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