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窒素化合物
窒素化合物と聞いて何を思い浮かべますか?
窒素化合物?何それ。と思うかたもいれば、
あれでしょ。一酸化窒素とかでしょ。と思ったかたもいるでしょう。
確かに窒素化合物は一酸化窒素を含みます。ただし、一酸化窒素だけではありません。下表のようにけっこうあります。
![](https://assets.st-note.com/img/1644328470984-6rWuBdKVRN.png)
これだけみても、窒素化合物は覚えにくいと思うので、関連づけをしていくことにしましょう。
①亜酸化窒素
化学式:N₂O これをみて思い出したかた、いるかもしれません。そうです、笑気ガス。つまり、吸入麻酔薬で登場していましたね!
✩薬理学で登場!
(まだ、吸入麻酔薬のことを習ったことがないよ。というかたは参考までに。)
〈おまけ〉
亜酸化窒素は空気より重いといわれています。なぜでしょうか。
それは分子量が空気よりも重たいからですよね。
②一酸化窒素
化学式:NO 血管拡張作用を持ちます。
あと、知っておくべきなのは内皮細胞でL-アルギニンからNOは産生されるということです。抑えておきましょう。
✩生理学で登場!
③二酸化窒素
化学式:NO₂ 褐色の気体。常磁性。
(高校の時に褐色というのを覚えたのではないでしょうか。)
④亜硝酸
化学式:HNO₂ 亜硝酸塩は肉製品の保存食品添加物で利用。
✩衛生で登場!
(まだ、衛生を習ったことがないよ。というかたは参考までに。)
⑤硝酸
化学式:HNO₃ 酸化剤。
まとめ
表を載せておきます。
![](https://assets.st-note.com/img/1644329353413-8oOH9WqdSc.png?width=1200)
いかがだったでしょうか。
言われて見れば、窒素化合物は薬理学、生理学、衛生で登場してくる大切なものだと理解いただけたのではないでしょうか。
最後までご覧いただきありがとうございました😊
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