脂肪酸の合成
この記事では脂肪酸の合成について。を書いていこうと思います。
それでは早速見ていきましょう。
脂肪酸の合成にはいくつかのステップがあります。
簡単にまとめると
①アセチルCoAからのマロニルCoAを作り
②アセチルCoAをプライマーとしてマロニルCoAが縮合し脂肪酸が合成される
といった感じです。
補足
ただし②の反応は詳しく言うと4ステップあります。
①ではアセチルCoAがアセチルCoAカルボキシラーゼによってマロニルCoAになります。
②ではマロニルCoAをアセチルCoAに繋げていく反応から始まります。
つまり縮合反応が始まります。
次に還元反応、脱水反応、還元反応と続いていき脂肪酸を作ります。
この縮合、還元、脱水、還元の順番が個人的に覚えにくかったので表でまとめてみました。
②の反応
・CO2が抜けて縮合
・縮合で出来た生成物にあるカルボニル基を還元してヒドロキシ基にする
・次に脱水することで二重結合ができる
・二重結合に水素を付加することで還元
また、ペントースリン酸回路でできたNADPHは還元反応で使われていると抑えておきましょう。
こんな感じでまとめると覚えやすいのではないでしょうか。
①②の反応を経て2炭素ずつ脂肪酸の炭素数が増えていきます。
今回の記事はここまで。
最後までご覧いただきありがとうございました😊