身体の感覚/身体と感覚
TRY ANGLEシリーズとして、稲吉さんプロデュースによる、伊与久さんとのコラボセミナー。
9/17(日)10:30〜16:30
「歩から舞へ〜遊行するカラダ」
講師:伊与久大吾&葛西康介
今回は、舞・・・の前に「感覚」についてチョコッと書いてみました。
【五感を開く】
五感といえば、視覚、聴覚、味覚、嗅覚、触覚・・・というのを、確か小学校あたりで学んだような・・・それくらい一般的な言葉ではないでしょうか。
ㅤ 五感、その「感覚を開く」というと、何かスゴイことのような気になっちゃったりしますが、どちらかというと
「その感覚に対して自覚を持つ」あたり・・・もしくは
「丁寧に感じる」とか
「繊細さ、微細な感じを受け入れる」
あたりでしょうか。そのようなモノ・コトだと思ってください。ㅤ
少し前までは、五感を開くと第六感が・・・・というネタっぽい表現をしていましたが、今はもう少しその先があります。ㅤ
【現代の第六感とは】
昭和のTV番組には「霊感ヤマカン第六感」なんてものがありましたね・・・あ、少し前の映画に「The Sixth Sense」というのがありました。
で、ここからが、おそらく西洋のダンスや東洋の舞などに関係してくると思いますが・・・ㅤ
現代では「固有受容覚・前庭覚」(これらを別々に数えて七感とも)という感覚を「第六感」にあてています。
日本でもここ10年くらいの間に、アスリート関係や、発達障害関係などの分野から静かに知られるようになってきました。
以下、サクッとネットの記事からピックアップしておきますが・・・・
「固有受容覚」は自分の身体各部の位置や動き、力の入れ具合などを感じる感覚です。
「前庭覚」は加速度(重力や傾き、回転、スピード)を感じる感覚です。
こうしてみると武道・武術や医療分野、芸術分野にも深いところで関係することが、感じられるのではないでしょうか。ㅤ
【身体の声を聞く】
聴くなのか、聞くなのか・・・・というと、両方とも大事と答えちゃいますが、伸び悩んでいる人の多くは「聴く」ことに集中する傾向があります。
「ガン見する」とか「くんくん嗅ぐ」とか表現はいろいろですが、自我、意識が濃く、そこに積極的に関わろうとして緊張してしまう状況・状態ですね。
(ただ単に「きく」場合は一般に「聞く」を使い、注意深く(身を入れて)、あるいは進んで耳を傾ける場合には「聴く」を使います。「NHK放送文化研究所」 )
能動的(聴く)か、受動的(聞く)かの違いですが、自然の中に入るときは、やはり「聞く」をメインにする方をオススメします。
そこら辺の「感覚、感情との関係」は当日のお楽しみですね。
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