ヴェルディと車いす席と介助者
と、まずは、ヴェルディの初勝利の喜びから(笑)
このnoteでは、脳性麻痺である山下智子ことともっちさんのことを友人であるライターの私が綴っています。その背景は、下記のnoteに。
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そう思ったから、伝えただけ。
週3〜4回練習を観に通い、週末は試合を観ていたら、当然ヴェルディ側にも選手だけでなく顔が知られるようになってきた。
コアなヴェルディファンとも顔見知りに。
ヴェルディ側に伝えられる関係性ができていたからこそ、ではある。
もちろん、車いすユーザーといっても介助者の力を借りずに一人で行動できる人もいる。介助者のチケットを無料にできるかは、線引きが難しいこともよくわかっている。
「この人が騒いで勝ち取ったものですね」と、長年のビジネスパートナーである介助者は言うが、サッカーを観たいわけではない、契約をして仕事として私の介助を行なっている介助者がお金を払ってサッカーを観るということには、素朴に違和感があったのだ。
違和感は言葉にする。伝える。
交渉の結果、今ではヴェルディのホームゲームでは、車いすのまま利用できる車いす席があり、同伴者1人目までは無料、1人分のチケット代で観戦ができる。
さらには、車いす席には、ヴェルディに登録しているボランティアさんたちがいて、サポートもしてくれる。
スタジアムで幾度となく顔を会わせていたその中の一人とは、一緒にボッチャをする仲間になった。