はじめまして
はじめまして。私は現在アラフィフ。アラサーで2人の子どもの出産経験があります。
子どものころから、これといって大きな病気をしたことはなかったのですが、アラフォーを迎えるころから、身体のあちこちに小さな不調を感じるところが出てきました。
それはそうですよね。ピカピカの新車だって、新築のお家だって30年40年使えば、メンテナンスも必要になって当たり前。
でも、どうせメンテナンスするなら、できるだけ快適に、身体の負担や傷にならない方法を選びたいと思いました。痛いのも怖いのも苦手だし、治療後ずっと、しんどいのをガマンするのもイヤ。
医療って日々進化 苦痛が減っている
医学って、日々進化していると実感しています。例えば、私たちが子どものころは、歯医者ってずいぶん痛い思いをしたものですが、最近は麻酔の針も細くなっていて昔より痛くないし、そもそも削って神経に触れるような治療をする前に、事前に麻酔をかけてくれます。しかも、麻酔の針を刺す前にコットンにしみ込ませた液状の麻酔を歯茎に当ててくれたり。至れり尽くせりです。
こういうことを事前に知っていると、病院に行くハードルってずいぶん下がる気がします。
病院ってこわい、痛い、というイメージで、「病院には行かずに我慢してしまう」という人もいるかもしれませんが、早期発見・早期に情報を集めることって大切、と身をもって感じています。
MEAで過多月経のつらさから救われました
私は、今からちょうど3年前に、過多月経が原因のひどい貧血を解消するために、MEA(マイクロ波子宮内膜アブレーション)を受けました。
過多月経の原因は、当初は更年期にともなう「子宮腫大」という診断だったのですが、何年もかけて症状が進行し、MRIを撮影してみて「子宮腺筋症」と「子宮筋腫」を併発していることがわかり、経過観察から治療へ、方針を切り替えました。
腹腔鏡手術などさまざまな選択肢がある中で、この治療法を選んだのは、
①できることなら身体にメスを入れたくなかった
②かかりつけの産婦人科医に子宮全摘を勧められなかった
③入院・回復期間が短い方がよかった
④すでに子どもがいたので、妊娠できなくなっても問題なかった
ことが主な理由です。
MEAを試してみて、うまくいかなかったら、その後「子宮全摘」を検討してもいいのではないかと思ったのです。
私の場合は1泊2日で治療は完了。痛みも、苦痛もほとんどといっていいほどありませんでした。その後の経過も良く、今のところこの治療法を選択して良かったと思っています。
最初に健康診断で指摘を受けて、その後症状がだんだんしんどくなってきてから、私はまず主治医の先生に相談をしました。その後ネットを活用したり、ママ友、女性の先輩や友達に話を聞いたり、そしてMEAを担当してくださる先生ともじっくりお話をして、自分なりに時間をかけてさまざまな情報収集をし、それにずいぶん助けられ、救われました。
過多月経の辛さで苦しんでいる女性の参考になれば・・・
自分自身のための記録として、そして同じような症状で苦しんでいる女性のために少しでも参考になり、お役に立てれば・・・という思いで、書き始めました。
症状の経過やMEAを受けるまで、気をつけた方がよいと思ったこと、私自身も不安に思うことが多くて、知りたいと感じていたオペや入院前後の様子などについて綴っていきたいと思っています。
(症状や病状は、ひとりひとり違います。私の体験はあくまでご参考まで。読者の方は、主治医の先生にきちんと相談・検査をして、ご自身の身体を大切にしてくださいね。)