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MEA体験記②~初診からオペまでの流れと2回目の診察
初診からオペまでの流れ
私がMEAを受けた病院での、初診からオペまでの流れは以下のようになります。
1.初診(来院1回目)
〇問診
〇内診:診察台にのり、筋腫の有無やその状態、子宮のかたさや大きさを調べる診察
〇超音波:子宮や卵巣の大きさ、位置、子宮内膜の様子、子宮筋腫・卵巣のう腫の有無を調べる検査
〇MRI:磁気を用いた検査機器を使って断層撮影を行う検査。より詳細に筋腫の状態をチェック
☆婦人科医師と放射線科医師による適応の検討(1週間以内)
2.再診(来院2回目)
〇検査結果の説明
〇適応の有無の説明
〇手術日の決定
3.再診(来院3回目)
〇手術前の検査
〇麻酔科医による説明
〇手術の説明
4.MEA(1泊2日)
午前に入院 午後にMEA実施
翌日の午前に退院
午前にMEA実施の場合は前日入院になるので、2泊3日
5.再診 婦人科的診察(内診と超音波検査)
1週間後・1か月後・3か月後・1年後
当院ではMRI画像を婦人科医師と放射線科医師が協力して適応を厳重に検討しますので、結果は後日になります。
そのため、治療日までに原則3回程度来院していただいております。
また、患者さんの大切なお身体に行なう手術ですので、一度の来院で決断せずよく理解していただいた上でMEAを選択していただきます。
(以上 出典:医誠会病院 婦人科 レディースセンターHPより)
2週間後の来院2回目MRIで筋腫が見つかった
再診は2週間後でした。
超音波画像検査、MRI画像の検査の結果、
① 子宮壁の厚みが10mm以上あること
② 子宮筋腫・子宮腺筋症による過多月経で、子宮は拡大・変形しているが子宮卵管角部・子宮底部の子宮内膜にマイクロ波アプリケーターが容易に到達できること
③ 子宮内膜癌でないこと
などについての詳細を、確認してもらいました。
これらの結果については「大丈夫でしょう」という言葉をドクターからいただけたのですが、先生は次に、こう言いました。
「MRI画像には”本丸“がうつっていますよ。過多月経の原因は、子宮腺筋症で子宮壁が厚くなっている以外に、これのせいもあるかもしれませんね」
「えっ?本丸って、何ですか?」
「奥の方に、直径約5㎝の子宮筋腫がありますよ。急に大きくなったのかな。かかりつけのK先生がおっしゃっていた影のような”何か”は、これですね」