骨粗鬆症で血清Ca、P濃度が正常に保たれる理由
骨粗鬆症では骨が分解されるので、骨の成分のCaとPが血中に増える気がしますよね。ですが、実際にはそうではありません。
たとえば、閉経後骨粗鬆症は主にエストロゲンによる破骨細胞の抑制が解除されることで発症します。他の内分泌疾患と異なりPTHおよびVitD、P排泄能力は正常なので、活性化した破骨細胞によって増加したCaとPはホメオスタシスにより排泄されて血中濃度は正常範囲内に保たれます。これが続くことで骨密度の低下をきたすのです。
骨粗鬆症では骨が分解されるので、骨の成分のCaとPが血中に増える気がしますよね。ですが、実際にはそうではありません。
たとえば、閉経後骨粗鬆症は主にエストロゲンによる破骨細胞の抑制が解除されることで発症します。他の内分泌疾患と異なりPTHおよびVitD、P排泄能力は正常なので、活性化した破骨細胞によって増加したCaとPはホメオスタシスにより排泄されて血中濃度は正常範囲内に保たれます。これが続くことで骨密度の低下をきたすのです。