はたらくことが好きなんだとようやく思えた

こちらの企画用の投稿です。たまにはこんなのもいいじゃない。

「私らしいはたらき方」ってなんでしょうね。学生時代のアルバイトのことはいったん置いておいて、まずは社会人になってから今日までのことを少し振り返ってみますね。

僕は新卒で入った会社からmedibaまで、5つの会社を渡り歩いてきました。

20代:ただただ働く

はたらいた場所
産婦人科の医療器械メーカー
出版社

働き始めた僕にとって、仕事は「勉強と恥」って感じでした。なにしろ、できないことしか無い。未来なんて全然見えませんでした。職場という新しいコミュニティーに慣れることに必死でしたね。メーカーの営業時代は車で走り回って、運転はうまくなった気がします。

器械のことも医療知識もなかったので、会社でロープレやったり、本や社内の資料を読んで勉強したりしましたが、営業はそんなにうまくならなかったなあ。先輩たちがすごすぎた。おもしろいこともあったし、いまに活きている学びもあったけど、仕事人としては成長しなかったと思います。

3年働いたあとに、自分は編集がやりたかったんだと言い聞かせて転職。出版社に潜り込んで、ガラケーの公式サイトから編集人生がスタートしました。

30代:苦しみながら働く

はたらいた場所
出版社
編集プロダクション
ITベンチャー
ITベンチャー


ガラケーの公式サイトにスマホゲームの紹介サイト、それから念願だった紙の編集者になれました。

仕事は「実力が試される場所であり、苦しみの場所」になってきました。たくさん仕事をして、編集者としての実力はついたと思います。取材、インタビュー、企画記事は数知れず。プレスリリースの記事起こしは毎日5〜10本やった時期もありました。

まだ勢いのある業界で働けたので、楽しいことはたくさんあったけど、認められない苦しさもあった。同じ場所でもがき続けた日々は、トータルでは充実感を得られなかったですね。必要とされないことや、承認されない苦しみにまみれた日々でした。つら…(笑)。

出版社には7年いて、行き詰まりを感じて転職。転職のたびに気持ちを切り替えるも、本質的な変化はなかったため、まだまだ停滞してた感じです。

いや、もっとはっきり言いましょう。腐ってました。

40代:仕事の意味を知る

はたらいた場所
キャリア通信会社のグループ企業(mediba)

いまの会社に入ってからかもしれない。仕事に真剣に向き合った。medibaがいい会社だなと感じたこともあり、なにかしらの覚悟をしたんだと思います。環境を変えようともがいた。仕事は「厳しく楽しいもの」になった。

やれることはなんでもやったと思います。いろんなことに手を挙げて、やりすぎて何もできてないじゃないかと言われたこともあります。

でもやった。

思いついたことを実現するために動きまくりました。

できたこともできないこともたくさん積み上がりました。

そしたら誇張でもなんでも無く景色が変わり始めた。

自分でも「いい感じ」と思えるようになりました。仕事が超楽しくなった。でも、楽しんでいるいまがいちばん評価にこだわっているし、目標や夢が大事だと思えるようになった。不思議なものです。

過去に受け入れられないと思っていた人の考えや行動が、結局正しかったと認められるようになったのも40代に入ってから。いやホント不思議。

いまやっている業務は編集やライティング以外のことも多いです。ここに来てからマネージャーを目指し、いまそのポジションについてメンバーたちと向き合っています。Webディレクターみたいなこともやるし、会社間のハブにもなるし、必要な場所に駆けつけていろいろやる人になっています。わけわかんないですよね。でも、それでいいと思っています。

僕はサラリーマンとしては遅咲き中の遅咲き野郎なんですけど、腐ってた30代も僕にとっては必要な助走期間だったんだなと思います。それくらいの助走が無いと僕はここにはたどり着けなかった。ここからどれくらい先に飛べるかは、僕がどれくらいジタバタできるか次第ですね。

で、そんな僕にとっての「私らしいはたらき方」は、誰かの役に立つために動くことです。すごくシンプルなところに落ち着きました。

「誰か」っていうのは、いっしょにはたらく人もそう、そのさきにいるお客さんやユーザーもそう。そこに一生懸命尽くすのが僕のはたらき方です。

はたらくの、超楽しいっすよ。

#私らしいはたらき方

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