成長について考えてみる
medibaという会社で編集グループのマネージャーをやっているハラダと申します。……が、noteでの発信内容は極々個人的なものとなります。
グループの今期キックオフ会で、「僕からのお願いです」と前置きして、「成長することを目指しましょう」という話をしました。「うわ、こわ〜!」って感じですかね? いや、でもこれはですね、medibaの人事ポリシーにも「継続的に成長することを求める」というのがあるのです。
自分も波はありましたが成長を経てここまできている実感はあるので、まあ大事なんだろうなと思っています。
で、唐突に質問なんですけど、成長ってなんだと思いますか?
もしいま、「自分は成長している。理由は〜」って言えるなら、本質とか考えなくてもいいと思います。その状況が継続できるなら素晴らしいです。もし、そう言えない場合はもうちょっと考えてみましょうか。
ひとつは速さと質が上がることじゃないかなと思います。これはシンプルに技術的な側面ですね。いまの業務の枠内でそのふたつを高める。1日1アウトプットだったものが2になれば倍。1アウトプットだったけど修正だらけで実質2日で1アウトプットだったものが修正なしになった。とかですね。
ただ、ここには一定の限界値がありますよね。その業務に取り組んだばかりのころはガーッと上がるけど、わかりやすい能力値アップは早々に頭打ちになる。そのさきもあるけど、追い求めてもリターンが薄かったりします。(成長の実感が少なくなってきます)
で、僕はそういう技術的な部分の成長のほかに、精神的な部分の成長があると思っています。これは限界突破みたいなものです。たとえば、その仕事の意味を見出すことができると、技術的な進化はなくとも仕事の質が格段に上がります。
何のためにやり、どういう意味のあるものなのか。それが考えられると、既存の枠を変えたり、まるっと作り直すこともできるようになる。
そうすると、枠内で技術を高めるよりも結果的に速度があがったり、そもそも枠内でやっていたことが不要になったりする。これができるとめちゃくちゃ成長してると言えるんじゃないでしょうか。
職人じゃなく仕事人として限界突破できると、その後の人生でも大きなブレイクスルーが訪れる気がしています。
(余談)ちなみに、成長はアウトプットでしか測れないと思っています。本を何冊読んだとかセミナーに何回行ったというのはインプットでしか無いかなと。まあ、評価者にとってはインプットの公開はアウトプットの確かさを補強できて助かる、くらい効果はあると思う(まぐれなのかそうでないのかみたいな)