オールドタイプの編集者なんか早く追い越してください
medibaという会社で編集グループのマネージャーをやっているハラダと申します。……が、noteでの発信内容は極々個人的なものとなります。
金曜日の18時過ぎ、最後のテレカン中にバツっといきなり落ちたMacBook Pro(M1)さんはその後目覚めることなく、弊社ヘルプデスク班に死亡認定を受けました。自分のPCだったら発狂してたんですが、月曜には同一モデルを用意してもらえることになりました。ありがとう、mediba。感謝です。
とんだ余談からはじまりましたが、あまりにも衝撃的だったのでこれだけは書いておきたかった次第です。
さて本題。ここ最近、これまであまり縁のなかった「採用」についても考える機会が増えてきました。先日も同僚マネージャーと、どんな人材が欲しいかについて考えました。
未来の編集者に求められるもの
「編集者」って何をする人というイメージでしょうか。パッとイメージするのは「書く人」ですよね、きっと。それは全然間違っていなくて、記事の見出し付けやコピーライティング、インタビューやコラムの執筆など、書くことをベースにした業務は、やっぱりその中心になっています。
動画や音声といった新しいコンテンツ形態が主流となりつつある昨今ですが、そうしたものの体験を促進させる力がテキストにはありますし、コンテキストと言われる、体験までの文脈をつくっていけるのも編集者に求められることです。
それは変わらずにあるなかで、自分が考える未来の編集者とは、技術・デザイン理解を持った編集者です。
とくにIT業界から生まれるサービスで活躍したいと思うのであればそれは必須になってきます。
たとえば企画を考えるときも、自分が思いつくのはいま古いものとされているTVや雑誌でやるようなものがやっぱり多くなってしまう。それは僕の引き出しがそういったメディアで築かれたものだからです。
でもこれからさき、その武器だけではやっていけないとも感じています。最新の技術や、トレンド性の高いデザインで可能になる企画やアイデアも生み出していかないといけない。
書くだけじゃなく、Web全般のオールラウンドな知識を持ち、ときにはWebディレクターのように振る舞いながら企画や案件、サービスの中心に立てるような人材が僕は欲しい。
容赦なく「ハラダさん、その企画古くないですか。この見せ方したほうがカッコいいし、伝わりますよ」とおじさんを斬り伏せてくれるような人がmedibaに集まってくれるといいですね。そのときの僕の居場所はどこなんだろうと怖くもありますが、それは僕が自分でつくっていくのでご心配なく。