さいきんの売行で気になったこと。バンコクとパリ、絵本と大谷。(2023年4月のつぶやき)
いつも前月の売上ランキング記事を月初にかいていましたが、気付いたらもう月末に…!タイムスリップするように時間が過ぎていく4月です…。
ということでちょっとタイトル変えてみました。
ここ最近の売行きトップを独走するのは『歩くバンコク2023』です。
12月に発売して勢い止まらず、むしろ加速?
みんな旅立っていますね…!行楽地も賑わっていますし、ちょこっと旅から海外へ高飛びまで、みんな動いているなあと感じます。
そして同じ歩くシリーズの『歩くパリ』も4月24日に発売!
ラグビーワールドカップ、オリンピックと話題の続くパリ。詳細なシティマップと現地在仏スタッフがオススメする穴場情報で、街歩きを楽しんでほしいです。
こちらのFacebookページではスタッフによるパリの最新情報も楽しめますよ!
そして発売代行させていただいてる出版社さんの本で目立った動きを見せたのは、JPICさん発行の『この本読んで!86号(2023年春号)』
今号は松岡享子さんの追悼特集。児童書に関わる人に大きな影響を与えた方だけあって反響も大きく、何と重版するに至りました!
「親子で読んでほしい絵本大賞」の第4回の発表が載っていることも好評の理由のひとつ。絵本の目利きJPIC読書アドバイザーの投票により選ばれた10冊をチェックしてほしいです。
『この本読んで!』はもともとお客様のご注文分中心で流通しているのですが、常時店頭においてくださる書店さんも増えてきました。
こちらは2023年4月現在の常時お取り扱い店のリストです。JPICさんのサイトには最新版が更新されますので、そちらをチェックしてみてくださいね。
ちなみに次号、87号(2023年夏号)の特集は「科学絵本でSDGs」と「子どもたちに生きる勇気をあたえる絵本」。
科学絵本好きなのでとても気になる企画。夏休みにぴったりだし、夏休みのための企画を考える図書館とか公民館とかのみなさまにもお役立ちなのでは。気になった方は是非最寄の書店さんにお申込みください!
あとはWBCの盛り上がりをうけてブレイクしているのが笑がお書房さん発行の『少年 大谷翔平「二刀流」物語』。
大谷翔平さんの本は数あれど、少年時代にみっちりスポットを当てている本は少ないかもしれません。リトル・リーグの出会いから数々の幸運・不運の成長過程まで見守ってきた指導者の証言、6年間がつまっています。
あと個人的に気になった本だと、歴史探訪社さん発行の山本周五郎記念事業団による記念本『山本周五郎の記憶 横浜の光と影を愛した文豪』。
山本周五郎の代表作6作品の舞台となった場所を訪ね、その魅力をさぐります。短編「泥棒と若殿」も収蔵されているので山本周五郎好きは是非手にとってほしいです。