9月21日は「世界アルツハイマーデー」9月は「認知症月間」。
明日9月21日は世界アルツハイマーデーです。
この時期は認知症についての啓発イベントなどがあちこちで催されています。話題が多く、関心も高まるタイミング、ということで、この時期に合わせて新刊を発売しました。
『大切な人が認知症になったら最初に読みたい本』
家族の行動に、もしかしたら、と思った時、その可能性をうけとめてすぐ現実的に動くのは、なかなか難しいことだと思います。
この本のなかにも、受け入れがたい気持ちについて書かれています。
でも、見て見ぬふりをすると、対応が遅れます。
認知症の有効な治療法はまだ確立されていませんが、早期に発見できれば、進行を遅らせることはできます。
重度にいたるまでの時間が、当人とその家族にとって少しでも穏やかで充実した日々になることを願って、この本は書かれました。
症状や必要な対策は、個人差や環境の違いによるケースバイケースなので、決定的な正解はありませんが、判断の助けになるような具体事例も交えつつ、不安を減らしていけるような情報をまとめました。
もの忘れと認知症の違いと見分け方
病院のなに科にいけばいいの?
どんなふうに接したらいいの?
何から準備したらいいの?
などなど、「基礎知識」「心構え」「病院選び」「接し方」「介護準備」「手続き」「リフォーム」「施設選び」を、進行にあわせてわかりやすく説明しています。
「最初に読む本」としたのは、ただ知識だけでなく、気持ちに寄りそいながらこれからのことを考える手助けになる本を目指したから。
介護について、さまざまな手続きについて、それぞれもっと詳しく教えてくれる本はあると思います。この本ではまずは「どうしたらいいの?」「これからどうなるの?」という不安が少しでも軽くなるように、やるべきことを明確にしていきます。
今、まさに直面している方も、漠然と未来が不安な方も、手にとっていただけたらうれしいです。
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