書店実務手帳2021、発売になりました。
こんにちは。はじめまして。
東五軒町の大きなビルのなかにある、メディアパルという小さな出版社です。ざっくり大きくわけると3種類の本を発売しています。
一つ目は、自社発行物。
二つ目は、発売を代行している出版社さんの本。新しく出版社を立ち上げたいという方が、取次口座を持たないところからスタートする、という選択肢の一つとして発売代行を行っています。個性的な面白い出版社さんが多いので、いずれここでも紹介していきたい!と思っています。
三つ目は、一般の読者向けではない、主に書店員さんにお使いいただくための備品としての商品。今定期的に発売しているのは『書店実務手帳』と『よくわかる出版流通のしくみ』です。出版業界内だと、この二つでメディアパルを記憶してくださっている方が多いかもしれません。
ということで、noteからのはじめましてのご挨拶は「書店実務手帳2021、発売になりました」のお知らせからスタートしてみることにしました。
『書店実務手帳』は書店員さんが現場でポケットにいれて、日常的に必要な情報を確認できることを想定している手帳です。なのでサイズはちょっと小さめポケットサイズ。
一番の特徴は「業務必携」どーんと93ページ。内容は
★業務計画をたてやすい各種スケジュール一覧
(売場別年間スケジュール/資格試験/常備返却月/文学賞情報/主な雑誌発売日※雑誌コード付 など)
★出版物の基礎知識(各部の名称やコード表など)
★出版販売の基礎知識
★書店の経営指標
★書店・出版関係各種団体名簿
★出版社名簿(約1100社)
ほか、あると便利な「展示冊数算出表」「都市人口一覧」「年齢早見表」、3年分のカレンダーも収録。
バイトさんや新入社員さんが基礎的なことを確認したり、店長さんが各種スケジュールを参考に業務計画を考えたり、書店員さんだけでなく出版社さんや運送会社さんなど、出版業界の方に広くご利用いただいています。
手帳としての仕様は
●月間BOX型スケジュール(販売季節指数付)
●週間レフトスケジュール (週間セールスガイド付)
●2020年12月はじまり
●月曜はじまり
●用紙は薄いのにインクの裏移りがしにくい「トモエリバー」を採用
です。ついつい「業務必携」ばかりアピールしてしまいがちですが、コンパクトで、ページをめくりやすく書きやすい紙で、スピンも2つ入っていて、単純に手帳としての使い勝手も悪くないのでは?と親バカ的に思っております。
では、『書店実務手帳』は、どうすれば入手できるのか?ですが
書店さんはメディアパルへのご連絡で、取次番線でご注文いただけます。頒価860円(本体782円)、諸口、買切扱いです。(たまに問い合わせいただきますが、どの帳合の書店さんでも注文可能です。トーハン帳合の書店さんはTONETSVに上がっている注文書で複合仕入部に注文いただくのが一番早いです)
出版社さんで、控除での購入をご希望の方は、トーハン本社6Fの書籍仕入窓口で購入できます。
※2021年5月7日よりメディアパル事務所での現金購入はできなくなります。最寄の書店さんでご注文いただくか、通販をご利用ください。
ほか、全国の書店さんでのお取り寄せも可能です。メディアパルのHPからも購入いただけます。
ただ、送料をご負担、銀行振込での代金前払いとなります。ちょっと面倒で申し訳ないのですが、あまり広く一般の方に販売しているものではないのでお許しください。
今は、来年3月ごろに発売予定の『よくわかる出版流通のしくみ』制作中です。またこちらでお知らせします! それ以外にも、みなさまに知ってもらえたら…という様々なことを、折々に発信していきたいと思っておりますので、なにとぞフォローいただければ幸いです。
メディアパル note担当