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10月5日(土)メディア日記

 4日放送したBS-TBS「報道1930」の番組最後に、コメンテーターの星浩は石破政権が総選挙に負けた際の政局の行方について大胆な見方を語った。
「自民党の負け方にもよるが、仮に石破自民党が総選挙で負けた直後から高市早苗一派による石破おろしが始まるだろう。そのとき反高市グループがどう対応するか焦点になる。石破茂と野田佳彦二人の親和力は各党とも警戒して、現在も揺れている。一番大きいマグマは選挙結果次第で石破と野田が組むかどうかだ。自民党内でこうした動きを公然と語る人も出ている」。 同番組に出演した自民、立憲、共産の各出演者は、「面白い見方だが、可能性は低い」とほとんど取り合わなかった。
 星浩は去年夏、情報番組「ひるおび」(TBS)で、当時、どこの大手メディアが報じていなかった自民党の政治資金の裏金問題について「これからはひっくり返るような大きな政局になるだろう」と早くから予見していた。

 石破首相が4日、就任後初めて衆参両院の本会議で所信表明演説を行った。5日朝刊各紙はどこも大批判。各紙見出し・・・「どこに石破カラー」、「裏金・政治改革、具体策示さず」、「安保外交、持論封印し前政権踏襲」、「内輪の論理優先に変節か」、「日米地位協定改定触れず」、「交付金増、見えぬ使途」など。
朝日新聞は5日朝刊に野田佳彦立憲民主党代表のインタビューを掲載した。自民党派閥の裏金事件に対する石破首相の対応が迷走しているとして、「自民公明過半数割れの可能性は十分出てきた」と述べた。また野田は「石破首相は筋を通すと思ったが、違った」とも語った。

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