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10月30日(水)メディア日記
共同通信の調査で選挙後の石破内閣の支持率は32.1%に落ち込んだ。共同通信は28、29両日、衆院選の結果を受けて全国緊急電話世論調査を実施した。石破内閣の支持率は32.1%で、内閣発足に伴う10月1、2両日調査の50.7%から18.6ポイント下落した。不支持率は52.2%。与党過半数割れとなった自民、公明両党の連立政権継続を望むとしたのは38.4%で、望まないが53.0%だった。裏金事件に関与し、当選した議員を要職に起用することに79.2%が反対し、賛成は16.3%だった。
読売新聞が28~29日に実施した衆院選の結果を受けた緊急全国世論調査で、石破内閣の支持率は34%。内閣発足後の前回調査(1~2日)の51%から急落した。内閣不支持率は51%(前回32%)で、内閣発足から1か月足らずで不支持が支持を上回った。
政党支持率は、自民党が前回の38%から25%に下落。立憲民主党は前回の7%から14%に上昇し、国民民主党も前回の1%から7%となった。日本維新の会は5%(前回3%)、れいわ新選組は4%(同1%)、公明党は4%(同3%)、共産党は3%(同2%)、参政党は2%(同0%)、社民党は1%(同1%)で、衆院選で政党助成法上の政党要件を満たした日本保守党は1%だった。無党派層は31%(同40%)。
日本維新の会の馬場伸幸代表は29日夜のBSフジの「プライムニュース」で、衆院選敗戦の責任について、不出馬の可能性を示唆した。馬場代表は「(代表選を)やるかやらないかは、事実上、代表に対する信任、不信任ということ。圧倒的に代表選挙をやれということになれば、不出馬も考えざるを得ない」と述べた。
一方、馬場代表に批判的な橋下徹は30日までに自身のSNSを更新。「維新の会は大阪の19小選挙区で全勝したが、全国では振るわず公示前の43から38に議席を減らした。維新メンバーの誰からも文句を言われない金の使い方ができる者。あいつが言うならしゃあないなというのはここが重要」と維新の次期代表に言及した。