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12月11日(水)メディア日記

 ノーベル平和賞授賞式を報じた11日の朝刊は、朝日、毎日、読売、産経はいずれも1面トップ。社会面でも関連を大きく報じた。東京新聞はスクープネタ「都議会自民党でも裏金か」がトップで、ノーベル平和賞は1面左。日経新聞だけは2面左に4段と残りは社会面に。日経の1面トップは「日生、米系保険買収1.2兆円」、「韓国前国防相を逮捕」が中央、左に紙面三分の二の企画「エネルギー」、「失速、ドイツは原発決別の誤算」だった。日経は多分、「同紙は経済紙だから」と言い訳するのだろう。きょうの紙面についていえば、経済を超えたジャーナリズムの原点が日経新聞には欠落している。
 
 兵庫県知事選で斎藤元彦をSNSで応援したとして刑事告訴されているPR会社の折田楓社長は、刑事告訴される直前に削除した自身の映像がネットで出回った。10日の菅野完チャンネルによると、折田楓社長は、動画の中で県知事選の最中、「(斎藤元彦の)広報全般を任せてもらっていますので、ポスター作ったり、ビラ作ったり、SNS運用したり、YouTube運営したりしている」と斎藤元彦を全面応援したことを明確に認めた。この動画は、折田楓が「note」に経過を投稿したあと削除されている。斎藤知事側は、「SNS対応はPR会社には任せていない」と刑事告訴の後は折田楓での関係を否定している。
 一方、大阪泉大津市長選に立候補している立花孝志は、11日、自らのチャンネルに「共同通信は神戸新聞を守れと言ったらしい」と自分に不利な記事を載せる神戸新聞に対して、「攻撃」を口にした。あの立花孝志の狡猾なやり方を思うと神戸新聞の不買運動を画策しているのではないか。

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