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11月8日(金)メディア日記

 衆院選を総括する自民党両院議員総会が7日午後3時から予定2時間を1時間オーバーして開かれた。首相あいさつのあと、メディアはシャットアウト。案の定、執行部に批判が噴出したが、「辞職せよ」と面と向かって言ったのは共同通信出身の参院の青山繁晴だけ。田崎史郎は8日の「ひるおび」(TBS)で「典型的なガス抜きだ」と語った。高市早苗は欠席してメディアは拍子抜け。
 
 共同通信によると、ウクライナのゼレンスキー大統領は7日、ウクライナ軍が越境攻撃を続けるロシア西部クルスク州で、北朝鮮兵がウクライナ軍との戦闘に参加し、死傷者が出たと述べた。人数は明らかにしなかった。訪問先のハンガリーの首都ブダペストで記者会見した。ゼレンスキーが、クルスク州の戦闘で北朝鮮兵が死傷したと確認したのは初めて。

 朝日新聞8日朝刊の1面トップ見出しは「デブリ 初の取り出し 福島第一原発」。東京電力は7日、福島第一原発2号機の溶け落ちた核燃料(デブリ)の取り出しを完了したと発表した。今回採取したデブリの大きさは5ミリ以下、重さ3グラム以下。(その後の東電の正式発表 採取デブリは0.7グラム) 
 東京新聞は同日朝刊に「今回取り出したのは『耳かき1杯程度』と表現した。東電は今後、これを分析し、本格取り出しの計画作りに役立てる方針。炉心溶解した1~3号機に燃料デブリが880トンあるという。途方もない量だ。さらに今後取り出した燃料デブリの処理方法は決まっていない。2051年まで廃炉完了という目標はどうみても非現実と朝日の社説は書いた。

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