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11月28日(木)メディア日記

 「NHKから国民を守る党」(N国党)について、X(旧ツイッター)で「反社会的カルト集団」などと投稿したのは名誉毀損だとして、N国がインターネット記者に損害賠償を求めた訴訟で、東京地裁は27日、N国の請求を棄却する判決を言い渡した。投稿者は今年6月、自身のXアカウントで「反社会的カルト集団である『NHKから国民を守る党』」と投稿したほか、配信動画でN国について「サリンをまかないオウムみたいなもの」などと発言した。阿部雅彦裁判長は判決で、同党の立花孝志党首が「犯罪行為や不法行為を繰り返してきたのみならず、自らに批判的な言論活動を行う第三者への迷惑行為を支持者に促し、テロや民族虐殺をも辞さないかのような発言をしていた」と指摘した。
 裁判所が「立花孝志は反社会的カルト集団」と事実上認めた明快な判断だ。立花孝志の立振る舞いに誰もが顰蹙を買っている。新聞は朝日と東京が比較的詳細に書いたが、読売新聞だけはなぜか2社会面の下にたったベタ記事10行の短い記事。読売は立花孝志に何に気を遣うのか。メディアは立花孝志にもっと厳しい姿勢で臨む必要がある。

 27日午後7時すぎ、東京都文京区小石川の猪口邦子参院議員のマンションの最上階にある自民党の猪口邦子参院議員(72)方から出火、6階約150平方メートルを全焼した。室内から1人の遺体が見つかり、別の1人も玄関付近で救助されたが、搬送先の病院で死亡が確認された。猪口議員の夫で東大名誉教授の政治学者猪口孝(80)と長女(33)と連絡が取れておらず、警視庁富坂署は亡くなったのはこの2人とみて身元の確認を進めている。警視庁は12月1日、死亡した2人は猪口孝と長女と正式に発表した。死因は焼死。

 猪口夫妻について、友人から以下のメールがきた。
「孝先生には大変お世話になりました。「ニュースステーション」当時、スタッフが自宅に電話すると『今、子どもにミルクをやっていて手が離せない』というやりとりをデスクの小生はよく傍目で聞いていました。年をとってからのお子さんでした。子供は双子ちゃんで 小生が新潟に赴任して、孝先生が新潟県立大学学長に就任されて再会、UC新潟テレビでもお世話になりました。そして上越新幹線の車内でもお会いしました。当時、「娘たちも大学生ですよ」と目を細めて嬉しそうでした。その後 お目にかかった時は 杖をついていらっしゃいました。長身でハムサムな孝先生も年をとられたなという印象が残り、これが孝先生の最期となってしまいました。「ニュースステーション」当時、賢夫人で上智大学教授の猪口邦子先生への出会いは出演依頼がキッカケでした。新進気鋭、邦子先生は1980年代マスコミの花形でした」。

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