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5月24日(金)メディア日記

 「いい答えはいい質問から」の教科書のようなインタビュー記事が23日の朝日新聞オピニオン欄に載った。質問したのは同社編集委員の高橋純子、答えたのは36年半続けたTBS「サンデーモーニング」の司会を3月に降板した関口宏。約三分の二の紙面を使ってのこんな長いインタビュー記事は普段なら飽きてしまうが、高橋の簡潔でリズミックな調子と、関口の含蓄あるしゃべりが最後まで読ませてくれた。そのほんの一例・・・・

Q、サンデーモーニング降板後、どうお過ごしですか。

A、いまポカッとぽかった穴が開いたまま。まだ埋まらないね。36年やってきたことがポコッと抜けちゃったから。穴を埋められるものを探しています。

Q、穴は、心の穴ですか?

A、生活のリズムですね。テレビはやっぱりニュース情報番組を見ちゃうしこれ使えるなとか、これどう扱ったらいいかな?なんてつい考える。で、「あ、もういいんだ」って」

Q、(自分が)サンデーモーニングに出演して驚いたのは、どんなコメントをするかを事前に一切聞かれないことです。

A、言葉っていうのは、その場の、その瞬間に出てきたものだから生きて視聴者に届く。リハーサルした言葉なんてもう死んでいるんですよ。テレビの良さは何といっても生。失敗やハプニングを含めてまるっと伝えるから面白い。

Q、関口さんは、何か政権の「圧」を感じましたか?

A、僕にかかったかな?番組には何かしらかかっているなとは思っていましたけど。


 共同通信によると、保守派で知られる自民党の山田宏参院議員は24日までに、X(旧ツイッター)で朝日新聞と韓国を巡る事情を取り上げた記事に触れ「どうする朝日新聞。果たして朝日は『あさひ』か、それとも『ちょうにち』なのか」と書き込んだ。朝鮮民族を想起させ、レイシズム(人種差別主義)をあおりかねない表現だ。投稿は21日付。
 投稿には一部保守層の関心を引き付ける狙いがあるとみられる。山田は、民族差別を助長していると指摘されるまとめサイトの記事を引用。朝日新聞の社旗を旭日旗と誤解し不快感を示す声が韓国側で出たとの内容を踏まえ、コメントした。返信欄には山田に同調する書き込みが目立つほか、悪質なヘイトスピーチも散見される。

 自民党の裏金問題をきっかけに政治資金パーティーの見直し議論が進んでいる中、立憲民主党は全面禁止を求めて、単独で法案を提出している。ところが、立憲の大串博志選対委員長が6月にパーティーを予定していることが判明、さらに24日の衆院政治改革特別委で、安住淳国対委員長が先月25日に朝食会を開催、岡田克也幹事長は27日に昼食会を予定していることが分かった。(会費はいずれも2万円)。
 立憲の政治資金パーティー禁止法案について批判している橋下徹は24日、新たに判明した立憲幹部連のパーティー開催に「政治資金パーティー禁止は口で言うだけか」とバッサリと切って捨てた。国民民主党の椎葉賀津也幹事長は「 たばこを吸いながら『禁煙しなさい』と言っても説得力ないね」と立憲を批判。
 言行不一致の立憲民主党に対して批判が集中、岡田幹事長と大串選対委員長は25日、パーティー開催の中止を発表した。

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