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1月29日(月)メディア日記
林芳正官房長官は28日、閣僚就任後初めて沖縄県を訪問し、県が政府に求め続けてきた「対話」にようやく応じる姿勢を見せた。しかし、玉城デニー沖縄県知事との短い会談は双方ともを言い放しで実る内容は何もなかった。まさに政府のアリバイ作りの会談だった。
林官房長官は、知事と会う前に辺野古基地容認派の名護市の渡具知武豊市長と会談。読売新聞によると、名護市と直接対話する枠組みを創設する方向で調整に入った。工事の本格化に合わせ、騒音や交通渋滞などの影響を軽減させ、地域振興を進めるための方策を話し合い、移設への理解を広げたい考えだ。今回の官房長官の主目的は、相手は沖縄県ではなく、辺野古推進にむけて地元名護市の懐柔作戦だった。
29日発売の「週刊現代」(2月3日10日合併号)で「1月29日(月)小池百合子東京都知事(71)が知事を辞任し、東京15区から再び衆院選を目指す動きがある」と報じた。東京15区は公選法違反で起訴された柿沢未途の選挙区。同誌によると「15区の補選は4月28日に行われる可能性が高い。『ならばその時・・・』と小池は決意を固めた。小池の側近は小池の目標は『女性初の総理になることだ』と言っている。脱派閥とクリーンな政治を訴えれば圧勝できると踏んでいる・・・・」
同誌は書いていないが、女性総理を目指すもう一人は高市早苗がいる。一方、本人は控えめだが、麻生太郎が推す上川陽子外相もいるが、ここにきて小池百合子が「自民党本命候補がいない今、総理を目指すなら今しかない」と高等戦術にでたのだろうか。
◉毎日新聞 全国世論調査(27~28日実施)
29日朝刊掲載
調査は、携帯電話のショートメッセージサービス(SMS)機能を使う方式と、固定電話で自動音声の
質問に答えてもらう方式を組み合わせ、携帯446件、
固定603件の有効回答を得た。
◎岸田内閣支持率
支持する 21%(前月調査比5ポイント増)
支持しない 72%(前月調査比7ポイント減)
同調査は支持率が8か月ぶりに上昇した。不支持率が70%を超えるのは3カ月連続。
◎政党支持率
自民 23%(前回17%)
立憲民主党 14%(同14%)
日本維新の会 9%(同13%)
共産党 8% (同 5%)
れいわ新選組 7 %(同 7%)
国民民主党 4%(同 4%)
公明党 3%(同 3%)
支持政党はない 無党派層27%(同 31%)
◉日本経済新聞・テレビ東京全国世論調査
(26~28日実施) 29日朝刊掲載
同調査は日経リサーチによるRDD方式の電話調査。969件の回答得た。回答率は42.6%
◎岸田内閣支持率
支持する 27%(前月調査比ほぼ同じ)
支持しない 66%(前月調査比2ポイント減)
◎次期衆院選の投票先
自民党 30%
立憲民主党 13%
日本維新の会 11%
共産党 5%
れいわ 5%
国民民主党 4%
公明党 4%
未定 17%
無回答など 8%