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1月20日(月)メディア日記
NHK党の立花孝志が19日、「竹内英明元県議は警察に逮捕されるのが怖くて命を絶った」などと発言したことに対して、20日開かれた兵庫県議会の警察常任委員会で兵庫県警の村井紀之本部長は「(竹内英明を)被疑者として任意の調べをしたことはありません。まして逮捕するという話は全くございません。全くの事実無根であり、明白な虚偽がSNSで拡散されているのは極めて遺憾だと受け止めています」と立花発言を全面否定する異例の見解を明らかにした。
20日朝刊で兵庫県警が立花談話を否定したことを報じたのは産経新聞、読売新聞、朝日新聞の3紙。しかし、立花孝志は「うそつき朝日新聞は逮捕や任意の事情聴取がなかったと言っているが、まったく信用できない」と開き直った。産経は「竹内の家族は19日、議員でなくなっても誹謗中傷は続いた。誹謗中傷によって仕事を奪われ、今までの生活を奪われたと語った」と報じた。神戸新聞朝刊は警察の否定記事はなかった。最近の神戸新聞は斎藤知事寄りの記事が目立ってきた。
共同通信によると、トランプ次期米大統領は19日、ワシントンでの演説で、1963年のケネディ大統領暗殺に関する機密文書の機密指定を解除し、国民に公開すると述べた。ケネディ氏の弟のロバート・ケネディ元司法長官や、公民権運動指導者キング牧師の暗殺に関する文書も公開するとした。ケネディ暗殺を巡っては、政府が長年、一部文書の公開を差し止めてきたため陰謀論が根強い。トランプは第1次政権時、非公開だった事件の機密文書公開を目指したが、情報機関の要請で断念した経緯がある。
TBSの「Nスタ」は20日の放送で、「芸能関係者とテレビ局員の関係をめぐる一連の報道を踏まえ、TBSグループの人権方針にのっとり、実態を把握するための社内調査を始めている」と発表した。調査はアナウンサーを含む社員を対象にTBSコンプライアンス部門が弁護士の助言を得ながら行うという。「問題が把握された場合には、適切に対処する」としている。『情報7daysニュースキャスター』(TBS系)でMCを務める、脚本家の三谷幸喜は「一番知りたいのは、これはフジテレビだけの話なのかというところですよね。どうなんですかね」と疑問を呈した。
一方、日本テレビは21日、制作現場などで「会食等における不適切な性的接触」がなかったか、外部の専門家を含めてヒアリングを行うと発表した。