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8月29日(木)メディア日記

 テレビ朝日が放送した在日クルド人に関連するニュース映像から、クルド人側のコメントを削除した動画がX(旧ツイッター)に投稿され、拡散された。朝日新聞が29日朝刊社会面で大きく報じた。同記事によると、この映像はテレビ朝日が昨年12月にニュース番組で4分半のニュースとして放送した。しかし、投稿された映像は1分12秒に短く編集され、埼玉県川口市の在日クルド人の親日的な部分はすべてカットし、「川口市がテロ支援になってしまわないのか」、トルコ大使館関係者の『テロ組織の関係者も日本に滞在している』」などの部分をことさら強調した内容に変更された。Xの投稿は朝日新聞が取材したあと削除された。
 クルド人は国を持たない最大の民族と呼ばれている。世界各地で偏見と差別の被害を受けている。最近では川口市に多くのクルド人が居住し、生活習慣の違いなどからたびたび住民との間で騒動を起こしている。川口のクルド人と住民の摩擦を積極的に報じているメディアの筆頭は産経新聞だ。クルド人の支援組織と産経新聞は同紙の記事をめぐって最近トラブルになった。

 立憲民主党の野田佳彦は29日朝、代表選に立候補する意向を表明した。地元千葉の習志野市で「熟慮をしてきたが、代表選にチャレンジをする決意を固めた。すなわちそれは、再び首相を目指す決意だ。自民党の金魚もどきの世襲候補に対してドジョーでありたい」と語った。来月5日には政策発表の記者会見を開く。

 テレビが台風10号の情報を頻繁に放送する中、日経新聞の女性記者(33)が同業記者に対するストーカー規制違反容疑で警視庁に逮捕されたというニュースがNHKはじめ各メデイアで報じられた。新聞も翌30日朝刊にほぼ全紙が載せた。警視庁は公式には公表していないが、女性の相手は朝日新聞政治部の30代男性。女性は半年前、毎日新聞政治部から日経新聞経済部に移籍した。以前から首相官邸の記者仲間では二人の仲は有名だったらしい。前途ある女性記者が何でこんな妻子持ちの男に狂ってしまったのか、一報を聞いたとき即、これは「もらい事故、男に責任がある」と直感した。

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