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8月10日(土)メディア日記

 米CNN日本語版は9日、南極大陸で「驚異的な熱波が続き、平年を10度上回る地域も出ている」と報じた。地球上の最寒冷地である南極大陸の最も寒い時期に、記録破りの熱波が発生している。7月中旬以降、南極大陸では気温が平年を約10度上回る地域もあり、季節外れの暖かさは8月前半まで続く可能性がある。最も異常な状況が続いているのは東南極の一部で、通常の平均気温は零下約50度から60度の間だが、現在は零下約25度から30度の間に近づいている。 化石燃料による汚染が地球の気温上昇をもたらす中、他のどの地域よりも壊滅的な海面上昇を引き起こす可能性が高い南極大陸にとって、真冬に夏のような暑さが続くのは異常事態だ。

 昨年9月1日に東京都墨田区であった「朝鮮帰れ」などの発言について、都は8日までに、都人権条例に基づきヘイトスピーチと認定した。共同通信が9日報じた。発言の審査を申し出た男性によると関東大震災の朝鮮人犠牲者追悼碑近くで、保守系団体が催した集会の参加者が差別発言を発した。 都人権部によると、有識者による審査会の意見を踏まえ、「朝鮮帰れ」の他に「おまえらはごみ」「日本に要らない」といった発言をヘイトスピーチと認めた。都は発言者や場所の詳細は公表していないが、保守系団体「そよ風」が追悼碑のある墨田区の都立横網町公園で差別発言を繰り返した。

 沖縄県の宜野湾市の松川正則市長が東京で急逝したことに伴う宜野湾市長選で、辺野古基地建設に反対する無所属の市議、桃原功が9日、正式に出馬を表明した。宜野湾市は沖縄本島中部に位置する沖縄5番目の都市。桃原功(65)は、立民、共産、社民、社大の「オール沖縄」の推薦。辺野古容認の自民党と公明党は、元市長の佐喜真淳(60)が出馬予定。桃原は米軍普天間飛行場移設に伴う名護市辺野古の新基地建設に反対し「県民投票でも民意が示されており、即刻中止を求めていく」と述べた。市長選は9月1日告示、同8日投開票。

 産経新聞社は10日付の社告で、富山県での産経新聞、サンケイスポーツ、夕刊フジの発行を9月末で休止すると発表した。宅配のほか駅やコンビニでの販売も終了するという。経営合理化や経費削減など内部努力を続けてきたが、原材料費や輸送コストの高騰が理由としている。全国紙では毎日新聞も、富山県での配送を9月末で休止すると発表している。

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