9月30日（月）メディア日記

　毎日新聞は30日朝刊に28～29日実施した全国世論調査結果を発表した。首相に就任予定の石破茂に対して「期待する」と答えた人は52%、「期待しない」は30%。一方、立憲民主党代表の野田佳彦に対しては、「期待する」49%、「期待しない」33%。期待度は石破と野田もほぼ同じだった。

◆政党支持率◆
　自民党　　　　33%（前月比4ポイント増）
　立憲民主党      15%（前月比1ポイント増）
　日本維新の会    6%   (前月比2ポイント減)
　公明党             5%   (同2ポイント増)
　共産党             4%   (同１ポイント減)
　れいわ新組       4%
　国民民主党       2％
　支持政党なし   25%
立憲民主党は野田代表になっても支持率は横ばい。

　30日の新聞朝刊は自民党執行部と閣僚人事を予想した。裏金議員は一掃し、総裁選で石破を支援したメンバーが並ぶ。もっとも驚いたのは総務相に村上誠一郎（72）の名前があがったことだ。村上は安倍政権時代、たびたび安倍首相に反旗を翻し、当日記でも何度も登場してもらった。村上は安倍の国葬に反対し、「国賊」と呼んだことから、自民党から１年間の役職停止処分を受けた。
　30日の「モーニングショー」（テレビ朝日）に出演した田崎史郎は、「高市早苗陣営が一番怒っているのは、総務相という重要ポストに村上を入れたことだ」と明かした。また田崎は「高市はこれだけ石破と競ったのだから当然『幹事長ポスト』は来るものと思っていただけに石破に対する怨念は強い」と予測した。