9月15日(日)メディア日記
テレビ山梨は14日のニュースで、「山梨県の長崎知事が、現金1182万円を政治資金収支報告書に記載していなかった問題で、自民党の森屋宏県連会長は、党本部の党紀委員会で処分が検討されることを明らかにした」と報じた。 長崎知事が2019年、自民党二階派から現金1182万円を受け取りながら失念したとして、およそ5年間資金管理団体の収支報告書に記載せず、金庫に保管していた問題で、東京地検は、市民団体からの刑事告発を8月、嫌疑不十分で不起訴処分としているが、自民党県連の森屋宏会長は、先週改めて知事から経緯の説明を受けたうえで、9月9日に党本部に対して党紀委員会で処分などの検討をするよう依頼したことを明らかにした。
NHKは15日夜、「NHKスペシャル」で「第四の被ばく 封じられた実態に迫る ある海上保安官の死」を放送する。66年前の1958年、海上保安庁の船が太平洋上でアメリカの水爆実験に遭遇して被ばくした事件で、乗組員の1人が急性骨髄性白血病で死亡したことが判明。これを日米とも秘密裏にしてきたという内容。
「NHKスペシャル」のスクープということだろうか、14日の「ニュース7」と15日の「朝ニュース」で番組の内容をかなり詳細に紹介した。最近のNHKは番組で取材したスクープを事前にニュースで流す傾向が強いが、番組の詳しい内容を事前にここまで明かしてしまうことについて、Nスぺの番組制作者はどう思っているのだろうと余計な心配をしてしまった。